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ものが多くても、狭くてもOK。シックに見える「フランス式収納」の考え方

6/4(日) 20:20配信

ESSE-online

最近、フランス人の服の持ち方や暮らし方といった、フランス流の生き方に焦点を当てた本が話題となっています。自然体で暮らすフランス人の住まいは狭くてものが多くても、どこかシックで洗練された空間。パリ在住経験があり、フランス式収納を実践する達人・正林恵理子さんが憧れの部屋づくりのヒントとなる考え方を教えてくれました。

フランス暮らしの極意!ものが多くても、狭くても、シックに見える収納の考え方

●収納はアート感覚で楽しむ

捨てなきゃ、片づけなきゃ、とがんばることのないフランス人。それより、ものをどう配置すれば自分の満足する部屋になるかを追求します。収めたものが美しく見えるよう、作品をつくるようにアート感覚で収納を楽しんでいるのです。

●シックであることはお金とは関係ない

「シック」は、フランス人にとってもっとも大事な美意識。金額に関係なく、気に入ったものは愛着をもってずっと大切に使うのもその一例です。蚤の市で買った古いものも、自分で直したりリメイクしたり。シックな空間は、お金でなく、自分の頭と手を使い、面倒なことも楽しむ心の余裕から生まれます。

●こだわりをもって選んだものだから簡単に捨てない

ものは大切にするけれど、なんでもため込んでいるわけではありません。こだわりをもって選んだ、大好きなものだから手放したくないというだけ。手に入れる時点で厳選しているので、むやみに数が増えないし、簡単に捨てることもないのです。

●隣人は気にしない

部屋づくりも、世の常識にとらわれず、自分のセンスを大切に「人は人、自分は自分」と自由に楽しみます。自分の好きなスタイルやテイストを知っているので、どんなものが集まっても一貫してその人らしさがあり、すてきな空間となります。

●背伸びはしない。力の抜けた美しさをもつ

フランス人の暮らしがシックで洗練され、魅力的に映るのは、無理してよく見せようということがなく、自然体だから。背伸びすることなく、身の丈に合ったスタイルで生活する姿には、力が抜け、落ち着いた美しさがあります。

●いちばんいい持ちものを普段使いにする

大切なものこそ、しまい込まずにどんどん日常で使って、ものとの親密な関係をつくり上げます。部屋の中でもすぐ手に取れるよう目につく場所に置き、いつでもお気に入りの存在を感じているので、自然と気分もアップします。

●時間もお金も空間も。限りがあるからムダにしない

フランス人が、自由であることと同じくらい大切にしているのが、合理的な考え方。収納ひとつとっても、お金をかけずに空中や壁面も上手に使い、探しやすく出し入れしやすい、スマートな方法を実践。このバランス感覚が暮らしを豊かにします。

●教えてくれた人

【正林恵理子さん】

お菓子づくりを学ぶためにパリに1年間滞在。帰国後、パリのエッセンスを暮らしに取り入れた日々を楽しんでいる。著書に『パリで学んだ部屋づくり』(枻出版刊)など

ESSE

最終更新:6/4(日) 20:20
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