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「あなたサクラでしょ?」美人がゆえの悲哀を描く…『美人が婚活してみたら』がとにかく切ない

6/4(日) 15:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 古今東西森羅万象、さまざまな“婚活本”が多く発売されていますが、容姿にスポットを当てた婚活本はあまりないのではないでしょうか? ルックスについて言及すると「そりゃ美人なほうが有利に決まってるだろうが!」なんてツッコまれてしまうので、書きにくいのも分かります。そんななか、先日発売された『美人が婚活してみたら』(とあるアラ子/小学館クリエイティブ)は、タイトルからもお分かりのように、ルックス重視の実録婚活漫画です。

 主人公は、家族や友人、容姿に恵まれ「幸せな人生だった」ことを自認する32歳の独身美女・タカコ。もともと結婚願望が弱く、図らずも既婚者ばかりと付き合ってきた。そんな彼女が、ある日突然「死にたい」と感じた瞬間から、美人の婚活がスタートします。

 重い腰を上げてはじまったタカコの婚活ですが、その美しさが思わぬ悲劇を招くことに、彼女はまだ気づいていなかったのです。それでは、同書で描かれているひとつの悲劇をご紹介します……。

 婚活サイトに登録し、建築士の男性と会うことになったタカコ。日程も決まり「なんだか上手くいきそうな気がする」「結婚式はぜったいに和装でやりたいわね…」なんて、妄想をふくらませて当日を迎えます。するとそこに現れたのは、プロフィール写真とはほぼ別人の初老男性。まあ、ここまでは現代のインターネット社会ではよく聞く話です。しかし、彼女に会うなり相手男性は大きなため息をつきます。

「分かるんですよ 私には」
「え? 何がですか?」
「あなたサクラでしょう?」
「違いますけど」
「じゃあ美人局かな?」
「へ?」

 その容姿がゆえ、登録者を抱え込むための“サクラ要員”、もしくは金銭をだまし取る“美人局(つつもたせ)”だと思われてしまったのです。ネット経由で年間50人以上の女性に会っていると語る男性は「あなたみたいな若くてきれいな女性が本気で相手を探してるわけないでしょう 分かるんですよ!」と言い放ち、去って行きました。まるで名探偵のような言いぐさに、イラッとすること請け合い。

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