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ゆる~く笑えるスマホ“ネオバカゲー”はプレイヤーがツッコミを入れたくなるような一発ネタ花盛り

6/4(日) 9:00配信

週刊SPA!

◆ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

 ファミコンの頃は記憶に残るバカゲーがいくつもありました。主人公が探険家とは思えないほどひ弱な『スペランカー』、たった2人の農民で無数の忍者を相手にする『いっき』、リーマンと警官が街中でリアルファイトする『たけしの挑戦状』……。ただ、最近はハードの性能が高くなり、開発コストもかかることから、こうしたバカゲーはコンシューマではほとんど見かけなくなってしまいました。

⇒【プレイ画面】ナントカテレビショッピング

 その一方で、スマホアプリでは「こんな題材がゲームになる!?」「どうしてこれとこれを組み合わせた?」といった、プレイヤーがツッコミを入れたくなるような一発ネタのバカゲーが花盛りです。今回は、そんなスマホのネオバカゲーのなかから、ほのぼのとしたゆる~いバカゲーを2本紹介します。ヒマつぶしに、リラックスして遊んでください。

『ママにゲーム隠された – 脱出ゲーム』

iOS、Android/ハップ/基本プレイ無料

 まず1本目は、『ママにゲーム隠された』です。私も昔、ファミコンを押し入れの天袋に隠されましたが、そんな誰しもが経験する思い出をテーマにしたアプリです。ゲームはステージ制で、ママが隠した3DS風の携帯ゲーム機を部屋から見つけ出せばクリア。プレイ感は脱出ゲームに近く、仕掛けを解いてカギの代わりに携帯ゲーム機を見つける、といった感じです。

 ステージは全30面。最初は本棚の本の裏、カーテンレールの上といったありがちな隠し場所ですが、だんだんとママがエスカレートして、ワニの口やら、冷蔵庫の貝の中やら、ゾウの体内やら……と、もうメチャクチャ。しかも、部屋のどこかにママが隠れていて、ママの居場所をタッチしてしまうとゲームオーバー! 全身タイツ風の服を着て壁に紛れるなどママの隠れ方もステージが進むにつれて凝っていきます。

「なぜ、こんなところに隠した!?」「部屋でこの仕掛けはないだろう!」と、毎ステージツッコミの嵐。このシュールな設定と脱力系の絵柄が人気になって続編の『2』も出ています。

『ナントカテレビショッピング ~自由気ままに放送を楽しもう~』

iOS、Android/G.Gear.inc/基本プレイ無料

 もう1本は『ナントカテレビショッピング』です。深夜にやっているとついつい見てしまうテレビショッピングをパロディ化したゲームアプリです。

 主人公は、テキトーなテレビマンが仕切るテレビショッピングの司会に抜擢された、冴えないお笑い芸人。売る商品から撮影スタジオ、呼ぶゲストまですべて自分で決定しなければなりません。

 番組の本番でプレイヤーがやることは、キャッチフレーズを三択から選択する、商品のパフォーマンスをルーレットで目押しする、購買意欲を刺激しそうな購入者の感想VTRを選ぶ、オマケの商品をセレクトする、の4ステップ。それぞれ成功すると視聴率が上がり、売上が伸びていきます。

 どこかで見たような“テレビショッピングあるある”な番組進行も面白いですが、実は間違った選択肢やパフォーマンスを選んでもむりやり番組が進むので、これはこれで放送事故! 万能包丁を投げてみたり、青汁を体に塗ったり……。テレビショッピングのコントを見ているかのようです。

 売上を上げてお金を稼ぐと、電動歯ブラシやカニ、ウィッグなど仕入れられる商品も増え、多彩なゲストとも契約できます。楽しい番組を作りましょう!

【卯月鮎】

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン

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最終更新:6/4(日) 9:00
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