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鹿島のように、C・ロナウドのように… 横浜FMキャプテン齋藤学が目指すものとは

6/5(月) 8:30配信

Football ZONE web

川崎との“神奈川ダービー”に2-0と快勝、2点目に見えた成長の兆し

 横浜F・マリノスは4日に行われたJ1ファーストステージ第14節で川崎フロンターレをホームに迎え、2-0で勝利を収めた。これで2連勝と徐々に調子は上向いているものの、チームを束ねる主将MF齋藤学は、試合後に満足した表情を浮かべることはなかった。チーム状況を冷静に見つめるキャプテンは、さらなるステップアップにつながる二つのキーワードを挙げている。

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 取材エリアに姿を見せた齋藤は、試合内容について「勝ちは勝ちだけど、フロンターレ相手にあれだけ引いて我慢強くサッカーできたことよりも、僕はもう少し攻撃的にサッカーができるチームにしたいと思っている」とコメント。「勝ったからこそ上積みを続けていきたい」と、より攻撃的なチームへの進化を求めた。

 “神奈川ダービー”を制して4試合負けなし(3勝1分)と調子は上向きだが、まだまだ課題が山積み。そのなかでチームの成長の兆しが見えたのは、後半39分のゴールシーンにあったという。GK飯倉大樹のゴールキックを起点に、途中出場のFW富樫敬真が決めた2点目のゴールにつながる一連のプレーを、齋藤はこう振り返っている。

「大樹くんのパスから点を取るっていうのは今まであまりなかったことだし、ああいう“鹿島がやるようなプレー”っていうのは相手の緩さが出た時にやっていきたい。そういう意味では良い点でした」

 齋藤は昨季J1王者になった鹿島をお手本としたプレーが、今の横浜FMには必要だと感じているようだ。若返りを図った今季の横浜FMには、鹿島のような勝負強さやしたたかさが足りていないようだ。

「もっと結果を残していける選手になりたい」

 さらに自身に対しては、より大きな課題を突きつけている。齋藤の口から飛び出したのは、レアル・マドリードを史上最多12度目の欧州王者に導いた世界最高のストライカーの名前だった。

「改善すべき点はまだまだある。僕自身も、もっともっと結果を残していける選手になりたいと思っている。今日のクリスティアーノ・ロナウドとか見ていても、点取って勝たせるプレーっていうのは一番大事なので、そこに近づけるように。その前の仕事で満足するんじゃなくて、自分が点を取れるようにしていきたい」

 ロナウドは日本時間4日早朝に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝ユベントス戦で2得点。4-1の勝利に大きく貢献し、5季連続で大会得点王となった。今季いまだノーゴールの齋藤は、その決定力に脱帽している。「チームが勝つことが一番の目的なので自分が点を取って負けるよりは、取れないでもこうやって2-0で勝ったほうがいい」と語る一方で、「それよりも点は取りたいけど」と思わず本音もこぼれた。

 今季から主将としてチームを束ねる齋藤は、「まだまだ優勝を狙えるチームには程遠いですけど、少しずつ力をつけて、最後いいチームだったなって思えるようにしていきたいです」と言い残してスタジアムを去った。

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

最終更新:6/5(月) 8:30
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