ここから本文です

出世も給料も結局は上司しだい ゴマすり不要!「ひいきされる部下」への道

6/5(月) 18:30配信

NIKKEI STYLE

 日本経済新聞出版社の若手編集者が、同世代の20代リーダーに今読んでほしい自社刊行本の「イチオシ」を紹介するコラム「若手リーダーに贈る教科書」。今回の書籍は「いらない部下、かわいい部下」。上司からみた「できる部下」や、部下からみた「無視していい上司」などを現代の目で定義し、20~40歳代の「部下」としてのスキルやキャリアづくりを指南します。

◇  ◇  ◇

 著者の新井健一さんは1972年神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、大手重機メーカー、アーサーアンダーセン(現KPMG)、同ビジネススクール責任者、医療・IT(情報技術)系ベンチャー企業の役員を経て独立しました。現在は経営コンサルタントとして活躍しており、著書に「すごい上司」(ぱる出版)などがあります。

■給料は上司の「えこひいき」で決まる

 会社では様々な年齢や立場の人とチームを組んで仕事をします。そういう人たちと職場や飲み会などの席で「どうしてこんなに話がかみ合わないのだろう」「どうも反りが合わない」と思ったことはないでしょうか。本書は、そうした考え方の違いの原因や乗り越え方を解決策とともに解説しています。

 「考えが合わなくても、結果を出していればいい」と思った人は、注意が必要です。人事制度では、一般に上司による評価は公正で、評価される側も納得するものであるべきだとされます。ところが、筆者は「待遇や出世は、最終的には上司が部下を『えこひいき』するか否かにより決まる」「そもそも、査定する側の上司とされる側の部下の関係など、理不尽なものなのだ」と断じます。では、どうすれば「かわいい部下」になれるのでしょうか。

 我々世代の場合は何かについてゼロからイチを知りたかったら、誰かに聞くか、図書館に駆け込むかしなければならなかった。(中略)ちょっとした調べ物にも、かなりの手間暇や労力がかかったのだ。
 いまの若手社員には多くの場合、そのような苦労がない。だが、苦労がないのが弊害になっているのもまた事実なのだ。例えば、「検索結果のまるパクリで、裏付けがない」「誰かが書いた知識の受け売りなので、上司のツッコミに答えられない」などがそれだ。
(第1章 かわいい部下は「お土産」を欠かさない 45ページ)

 こんなとき「分からないことを明るく元気に、そして素直に聞けるかどうか」が、評価のポイントだと筆者は述べます。そうして上司の懐に入り込んでいくのが、「できる社員」への道なのです。

1/2ページ

最終更新:6/5(月) 18:30
NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。