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伊藤、早田組、42年ぶり金ならず 世界1、2位の中国ペアに善戦も 16年ぶり銅メダル

6/5(月) 20:45配信

THE ANSWER

旋風の象徴“みまひな”結成4か月でミラクル銅メダル…日本勢は金1、銀1、銅3で終了

 卓球の世界選手権(デュッセルドルフ)は大会最終日の5日、女子ダブルス準決勝で伊藤美誠(スターツCS)、早田ひな(希望が丘高)組が、丁寧、劉詩文組(中国)に1-4で4強敗退し、銅メダルが確定した。日本勢42年ぶりの金メダルはならなかったが、結成4か月で世界最強ペアから1ゲーム奪う意地を見せた。日本勢の銅メダルは2001年の武田明子、川越真由組以来、16年ぶりとなった。

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 旋風ニッポンの最後の砦は、中国の世界最強ペアに屈した。“みまひな”は丁寧、劉詩文組に敗戦。決勝進出すれば、1975年の高橋省子、M.アレキサンドル組以来、42年ぶりとなったが、4強で散った。

 世界1、2位の中国ペアの壁は高かった。

 第1ゲーム、伊藤、早田組が4ポイントを先取。一度は逆転されながら、早田のチキータ、伊藤のサーブと得意技が決まり、デュースに持ち込んだ。互角に渡り合ったが、最後は12-14で落とした。第2ゲームも競りながら9-11で連取を許した。第3ゲームは6-11と圧倒された。

 それでも、簡単に終わらないのが、16歳コンビだ。第4ゲームも臆することなく攻め抜き、11-6で奪取。第5ゲームを3-11で落として敗れたが、相手はリオデジャネイロ五輪金メダルのシングルス世界1位と2位の世界最強コンビ。同10位の伊藤と16位の2人で挑んで意地の1ゲームを奪い、堂々とした戦いを見せた。

 今大会、日本に旋風が吹き荒れた。

 5つのメダルラッシュの象徴となったのが、10代の若手だ。男子シングルスでは13歳の張本智和(エリートアカデミー)が世界最年少で8強進出。歴史的な偉業を果たすと、女子シングルスでも17歳・平野美宇(エリートアカデミー)が48年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得した。

 なかでも、鮮烈な印象を与えたのが、16歳JKコンビだ。1回戦から破竹の勢いで勝ち上がり、準々決勝では香港ぺアをストレートで下し、驚異の圧勝劇を披露。2人の年齢と同じ16年ぶりとなる表彰台を手中に収めた。大会最終日を迎え、日本勢最後の砦として期待が集まったが、惜しくもファイナルの舞台には届かなかった。

 金1、銀1、銅3。日本の卓球界にとって、夜明けを感じさせた今大会。20年の東京五輪へ向け、躍進の象徴となった10代の若き逸材たちが牽引するのは間違いない。確かな自信が、デュッセルドルフの地に芽吹いた。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/5(月) 20:59
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