ここから本文です

女性医師に聞く理想の結婚時期と夫の職業

6/5(月) 19:10配信

@DIME

大学を卒業後に初期、後期研修と、恋愛する時間もないくらい多忙な女性医師たちが結婚を考えるタイミングはいつなのだろうか。夫との出会いのきっかけはどのようなものだったのか。女性医師のためのウェブマガジン<joy.net(ジョイネット)>は、2月に「女性医師の結婚・離婚に関する調査」を実施した。

【グラフ】女性医師に聞く理想の結婚時期と夫の職業

■1:結婚時期について
(1)結婚した年齢

全体の結婚年齢は「25~29歳(全体:34.9%)」が多い。6割以上が25歳~34歳までの期間に結婚している。内閣府が発表している女性の初婚年齢(2014年)の29.4歳とほぼ同じ。離婚経験者の6割以上は「25~29歳(61.5%)」で結婚していた。

(2)女性医師の結婚時期

女性医師のキャリアステージにおける結婚時期について、「後期研修中22.9%~後期研修後5年未満22.9%(全体・あわせて45.8%)」が最も多い。離婚経験者は「初期研修中(30.8%)」が多い。

(3)結婚したタイミングを選んだ理由(複数回答)

女性医師にとって25~29歳が適齢期だと認識している人が多い。「交際期間を考えるとそろそろだと思ったから(36.7%)」も多いが、本調査によると交際期間は「3年以上(23.9%)」が最も多い。「その他」の意見では「子どもが欲しかった」が目立つ。「医局人事で同じ地域への異動を考慮してもらうため(33歳・産婦人科)」「なかなか縁が無く婚期をのがしており、婚活して、やっと出会えたので(39歳・消化器内科)」という意見もあった。

(4)結婚時に専門医を取得していたか

離婚経験者はおよそ半数が比較的早い時期(大学または初期研修中)に結婚したため、専門医は未取得が多い。結婚時に専門医を取得済みだったと回答した人の結婚年齢は「30~34歳(38.2%)」「35~39歳(29.4%)」が多い。

■2:結婚相手について
(1)夫(元夫)との年齢差

離婚経験者は、結婚相手は同年齢層が多い(53.8%)。

(2)夫(元夫)との出会い

出会いのきっかけは「大学時代の同級生、先輩、後輩(25.7%)」が多い。次いで「職場の同僚、上司、後輩(23.9%)」。その他には「飲食店でたまたま会って(38歳・小児科)」「共通の趣味があった(45歳・循環器内科、他)」など。

(3)相手の職業

既婚者(55.2%)、離婚経験者(53.8%)ともに、医師同士の結婚が過半数を超える。既婚者の結婚相手は他科の勤務医が多く(35.4%)、離婚経験者は同科の勤務医が多い(46.2%)。マイナビウエディングの調べ(2014年)によると、異業種結婚が79.9%に対して同業種結婚が20.1%。医師は出会いの場が大学や職場がほとんど((2)データより)。一般的な大学は就職先に選ぶ業種もさまざまだが医大、医学部の進路は同じことが多く、業種を超えた出会いの機会が少ないのかもしれない。

(4)医師の結婚相手は同業の医師がいいと思うか

結婚相手が同業の医者であることについては「どちらでもいい(49.5%)」が大半。それぞれの意見は以下の通り。

<相手も医師がいい理由、医師を選んだ理由>

・お互いの仕事の忙しさを理解しやすい。相手が多忙で家に帰ってこられない時も、訳が分からずキレるということをせずに済んでいる。ほぼワンオペ育児(パートナーの助けがないひとりでの育児)で大変だが、諦めがつく(39歳・精神科)
・医療関係者でないと仕事を理解してくれない。例えば、緊急時の呼び出し、急変対応での予定変更に嫌な顔をする、等。不快感を示される度に、こちらは仕事なのにと相手の器が小さく見えて、愛情がどんどん希薄になっていく(37歳・一般内科)
・仕事の重要性、休日が少ないなどお互いわかっているため(33歳・産婦人科、他)
・時間的に大変な時はもちろん、仕事の内容面や医局の嫌なところなどもおのずと分かり合えるから。また私たちの場合は専門が違うので、お互いに相手の専門分野について質問できる点も勉強になる(33歳・放射線科)
・価値観や生育環境が近いほうがうまくいくとおもうから(52歳・皮膚科)

<相手は医師以外がいい理由、医師を選ばなかった理由>

・お互い夜勤や休日出勤が恒常的にある仕事だと、互いに余裕がなくなり、すれ違い生活になりそうだから(46歳・小児科)
・家事育児の負担を頼みやすい。定時の仕事だと保育園送迎など頼める。当直や夜間の仕事がないので、ワンオペ育児を避けられる。(35歳・麻酔科)
・男性医師は家庭のことに無関心の人(仕事だけしていればいいという考えで家事や子育てを全くしない、家に帰ってこない)、浮気症の人(モテるし収入があるし職場に女性が多いし泊まりの仕事と嘘をつけるので遊びやすい)、金遣いが荒くプライドが高い人(医師家系のお金持ちのぼっちゃん、成績が良かったのでチヤホヤされて育った、結婚後もそういう扱いを望む)、女性医師の仕事に理解がない人が多いという印象(29歳・呼吸器内科)

<どちらでもいい理由>

・結婚生活の維持にはお互いの仕事への理解と譲歩、経済観念の一致。同業でも他業種でもそれらの点をクリアできれば良いのでは(31歳・麻酔科)
・同業者だからこそ、わかる苦悩や面白さがあると思うけれど、逆に同業者だからこそ、仕事のスタンスとか価値観が同じでなければ難しいと思います。比較する基準も同業者なら明確(論文数や専門医を取得した時期など)なので、そこでライバル心や嫉妬心が生まれかねないと思います(34歳・緩和ケア)

(5)夫(元夫)と結婚した理由(複数回答)

上グラフが全体。全体では「人生、生活の価値観が合うと感じた(64.2%)」「自分の仕事に理解があると感じた(55.0%)」「尊敬できる相手だった(43.1%)」が上位。またこれらの項目は夫(元夫)が医師以外の職業の方が多く、「精神的・経済的に頼りになりそうだった」については夫が医師(33.9%)の方が多い。

■3:結婚生活について
(1)子どもの有無・年齢

子どもの人数は2人(41.3%)が多く、離婚経験者の84.6%は子どもがいると回答している。

(2)結婚後の働き方

全体でも、就労を継続している人が圧倒的に多い。「職場を辞めた・仕事をしない、仕事を抑えた」と回答者は既婚者で5.2%、離婚経験者で15.4%に留まった。一方で、厚生労働省の第14回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)によると、結婚後「就労している」女性は70.6%。「就労していない」女性が29.3%。女性医師は、職場や働き方を変えたとしても就労は継続している割合が高いことがわかる。

(3)夫(元夫)の家事・育児への協力

全体的に「協力的(84.4%)」が多いが、夫(元夫)が医師以外の方が家事・育児に協力的。家事・育児の分担割合を聞いたところ、「自分7:夫(元夫)3」が平均的。夫(元夫)が医師以外の場合のみ、「自分6:夫(元夫)4」だった。

<夫(元夫)の家事・育児への意見・不満など>

・直接関わってくれることがなくても、言葉がけ(いつもありがとうなど)があるだけで、関係性はとてもよくなるのではないかと思います(38歳・小児科/子2人)
・仕事で稼げというなら、家事育児をもう少し分担してほしい(35歳・神経内科/子2人)
・仕事が忙しくて現実的に家事をするのが無理。育児は家にいるときはしてくれる。主に土日の半分くらい。同職種なのに結局仕事をセーブしているのは自分ばかりで夫は結婚前と変わりないペースで仕事をしているので不満に思います(44歳・麻酔科/子2人)
・やってくれるのは有り難いですが、やりっ放しだと結局その後始末は私がしなくてはならず、でも本人はすごくやってやった気になるのが…(例えば、ゴミを出してくれるけど空のゴミ箱に新しいゴミ袋をかけてくれていない、とか、子どもを着替えさせてくれるけどパジャマはソファに投げっぱなし、とか)(35歳・放射線科/子2人)

自分が求めるレベルのパフォーマンスではない、また、医師ならではの当直、呼び出しなど不規則な働き方が理由で、仕事との両立がとにかく大変、夫にもう少し手伝ってほしい(夫が同じ医師の場合はお互いが時間ない)という意見が多数みられた。また、同じ医師なのに夫の方が仕事を優先していることへの不満の声も。

(4)結婚で幸せを感じる(感じた)こと(複数回答)

全体では「家族が増えたこと(61.5%)」「愛情に満ちていること、愛情で心が満たされること(52.3%)」「困ったときに助けてもらえること、頼れること(51.4%)」が上位。「家事や育児の分担ができること」について、既婚者が33.3%と離婚経験者7.7%を上回っている。夫の家事・育児の協力は、結婚生活継続させる要因の一つのようだ。

(5)結婚生活に足りないもの、足りなかったもの(複数回答)

既婚者は不満が少ないがその中でもやや多いのは「自分の仕事に集中できること、仕事のパフォーマンスが上がること(33.3%)」。離婚経験者は「家事や育児の分担ができること(61.5%)」が非常に高い。「困った時に助けてもらえること、頼れること(38.5%)」も高いことから、家事育児などで苦労した様子がうかがえる。「交通事故にあったなど一大事には助けてくれるが、子供が熱を出した程度では助けてくれない(39歳・精神科/子2人)」

■4:離婚について
(1)離婚したいと思ったことはあるか(現在既婚のみ回答)

離婚したいと思ったことがあるのは約4割。「離婚に関する調査2016(リクルートブライダル総研調べ)」によると、有配偶者(男女)において、離婚を考えたことがある割合:47.8%(少し考えたことがある29.6%/本気で考えたことがある18.2%)。医師が特に離婚を考える割合が高いということはないようだ。

(2)離婚したいと思った理由(離婚したいと思ったことが「よくある」「時々ある」「現在離婚調停中」と回答者)(複数回答)

離婚したいと思った理由は「家族、家庭への協力、理解が足りないと感じたから(62.5%)」が多い。夫が医師の場合、足りないのは「家族、家庭への協力、理解」であり、夫が医師以外の場合、足りないのは「仕事への協力。理解」。「ありがとうやごめんなさい等、人として当たり前の言葉がないから(34歳・循環器内科)」「離婚の手間を考えると離婚するほど大変なことはないと思う。子供の教育費もかかるし、弁護士に漁夫の利を取られて損。今の夫以上に好きな人が現れなければネガティブな理由では離婚しないと思う(48歳・整形外科)」

(3)離婚しなかった理由(離婚したいと思ったことが「よくある」「時々ある」「現在離婚調停中」と回答者)(複数回答)

離婚しなかった理由の1位は「子どもがいるから(全体で75.0%)」。経済的に自立できない、経済的に自立できない、キャリアアップの妨げになるなどの経済的な理由が少ない印象。

【調査概要】
調査対象:joy.netに登録しているjoy.netパートナーの女性医師で結婚経験者
※既婚者:現在既婚、離婚経験なしの人。離婚経験者:現在未婚、結婚離婚経験ありの人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年2月13日~3月23日

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:6/5(月) 19:10
@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年10月号
8月16日発売

定価600円

売り切れ御免!調理家電&ヒット食品
ふるさと納税 極ウマ返礼品・ベスト47
ホリエモン流 超仕事術公開
タイプ別 痩せるカラダマネジメント