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済州を断罪する韓国紙 国内で珍しい論調に「韓国メディアがこれを報じないのは悲しい」の声

6/5(月) 20:21配信

Football ZONE web

韓国地元紙や済州側は「浦和にも非がある」と主張も、韓国英字紙は問題行動を糾弾

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、浦和レッズと済州ユナイテッド(韓国)の第2戦で起こった済州による前代未聞の退場劇や暴力行為という蛮行は欧州メディアでも問題視され、波紋を広げている。韓国地元紙や済州側が「浦和にも非がある」と主張するなか、韓国の英字紙「ザ・コリア・タイムズ」で「済州ユナイテッドの暴力はサッカーへの恥辱」と断罪する記事も掲載されたが、「韓国メディアがこれを報じないのは悲しい」という声も海外から出ている。

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 済州の浦和に対する暴力行為は欧州各国メディアでも批判されているが、韓国メディア「ザ・コリア・タイムズ」英語版では全面的に韓国チームの蛮行を糾弾していた。

「済州ユナイテッドの暴力はサッカーへの恥辱」という特集の筆者はジョン・デュアーデン氏。BBCのみならず、ニューヨーク・タイムズ、ESPN、ガーディアンなど欧米の大手メディアで通信員を務めているアジアフットボールのスペシャリストだ。

 この試合で、浦和は勝ち越し点を奪った後、敵陣コーナーフラッグ付近でボールをキープ。ファウル後に済州ボールとなったが、済州の選手が浦和の選手に突進してもみ合いに発展。仲裁に入ったMF阿部勇樹に対し、ベンチからサブの選手であるDFペク・ドンギュがビブス姿でピッチに乱入すると、80メートルをダッシュ。阿部にジャンピングエルボーを見舞い退場となった。

韓国メディアで珍しい済州批判

 試合終了後には済州の選手だけでなく、スタッフまでピッチ上で浦和の選手やスタッフに襲い掛かった。浦和DF槙野智章をターゲットにしたDFクォン・ハンジンは、浦和スタッフに飛び膝蹴りを食らわせ、試合終了後にも関わらずレッドカードを提示されている。済州は3人の退場者を出すなどのスキャンダルに発展していた。

 デュアーデン記者は「済州はすでに敗退した。さらなる罰が確実に下される。この行為は受け入れがたいので、罰は下される必要がある。済州は集団的な冷静さに加え、プロフェッショナリズムらしきものも全て失った。チームにはレフェリーの判定に対する不服を感じ、浦和の戦略に苛立つ権利もある。しかし、こんなことはサッカーの世界で起こってはならない。済州のしたことは起こってはならないことだ」と断罪している。

「済州のあんな行為は受け入れ難く、恥ずかしい。韓国サッカー界にとって、だ」

「罰がやってくる。下されなければならない。厳しい可能性も当然ある。他の国で夜にカオスを起こした後、穏やかな朝、島に戻ってきた済州は罰を命じられたとしても、反論の余地などないのだ」

 特集では済州の蛮行を一貫して批判していた。このデュアーデン記者の論調は韓国メディアでは珍しいケースのようだ。

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最終更新:6/6(火) 11:50
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