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【広島】胸に突き刺さる柏の言葉。降格圏脱出へ今求められているもの

6/5(月) 19:34配信

SOCCER DIGEST Web

「魂の入ったプレーがボールを動かしてゴールをこじ開けると思う」

 試合後のミックスゾーンで柏好文が語気を強めて連ねた言葉が胸に突き刺さった。
 
「まずは技術、戦術よりも観に来てくれた人、応援してくれる人に気持ちが伝わる気迫があるプレーができたかどうか。前半はそうではなかったと思うので、まずそういうところをチームとして求めていきたい。そういう魂の入ったプレーがボールを動かしてゴールをこじ開けると思うし、そういうプレーが応援してくれている人たちの勢いにもつながって、僕たちのエネルギーに変わる。そこを僕自身も今日以上にエネルギーを込めてやっていきたい」

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 大岩剛新監督の初陣となる鹿島を迎えたエディオンスタジアムは、前半の45分間と後半の45分間でまったく違う様相を呈した。広島の勝利を期待してスタジアムに足を運んだ多くのサポーターにとって失望の前半と希望の後半となったが、後半をポジティブに捉えすぎるのは危険だ。前半があったから後半があった。「次の試合は後半を最初からやれれば」と期待したいが、「言うは易く、行なうは難し」だろう。
 
 ミスが頻発して自らボールを失ってしまう。ボールホルダーに厳しく寄せられず相手に自由にやられてしまう。問題の根がサッカーの本質的なところ、基本的なところだから厄介極まりなく、なにをどうすれば改善できるのか。
 
「ミスが非常に多く、本当にイージーなミスもある。どうすればいいか?」。試合後にミキッチに問いかけると、「まさに今の自分たちの状況に対する的を射た質問だが、その答えを見つけていればミスは起こらないわけで、はっきりと答えを言うことはできない」と百戦錬磨の男が応じたように、答えは出るはずもない。
 
 守備面でボールホルダーに厳しくいけない点にもついても同様だ。0-3でハーフタイムを迎えて指揮官に「恥ずかしいプレーを見せるな」「気持ちの入ったプレーを見せろ」と叱咤されて吹っ切れたが、前半は恐る恐る相手と対峙していた。「練習では激しくアプローチに行けていても試合になると一変する」(森保監督)状況で、どんなマネジメント方法が効果的だろうか。
 

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最終更新:6/6(火) 10:40
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