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関西で唯一のSL列車!限定日に走る「SL北びわこ号」で行くローカル列車の旅

6/6(火) 12:00配信

東京ウォーカー

「SL北びわこ号」は、関西地方で唯一乗ることができるSL列車。JR米原駅から木ノ本駅を走る。1939(昭和14)年に製造されたC56形160号機が、これまた全国的にも貴重な青い客車を牽引する。沿線の観光と組み合わせて、片道1時間弱のミニ鉄道旅をぜひ楽しもう。<※情報は関西ウォーカー(2017年4月4日発売号)より>

【写真を見る】「ポニー」の愛称で親しまれているC56形160号機/SL北びわこ号

鉄橋を渡るC56形。「ポニー」の愛称らしく軽快に駆け抜ける。

■ 関西で唯一のSL列車が湖北を走る!

「北びわこ号」の沿線はたんぼなど開けた場所が多く、走る姿を撮影することができる。また河毛~高月間での土手(写真)では、高時川橋梁を渡るSLも撮影可能。河毛駅にはレンタサイクルもあるので、ぜひ利用して。

「北びわこ号」を牽引するのはC56形160号機。少し小ぶりの車体は「ポニー」の愛称で親しまれている。

C56形は戦前に164両が誕生。動態保存されているのは全国で2両だけ。

SLは、木ノ本到着後は電気機関車に引っ張られて米原へ戻る。時には「トワイライト」色の機関車が見られることも。

「SLは煙の匂いや熱気、音など五感で楽しむもの。ちょっとすすが飛んできますが、車窓を楽しみながらぜひ窓を開けて乗ってください」と鉄道ライターの伊原 薫さん。

■ <ポイント1>米原で駅弁を買って旅の風情を満喫!

列車旅に欠かせない駅弁は、滋賀県で有名な「井筒屋」の、駅ホーム内にある売店で購入。車窓から見える風景と湖北の名産が詰まった駅弁を両方楽しむべし!

「湖北のおはなし」(1150円)。滋賀・湖北地方の名産を昔ながらの味に仕上げた人気No.1の駅弁。季節により、おこわの具が異なる。

「近江牛大入飯」(1100円)。カレー風味のご飯にたっぷりの近江牛をのせた牛飯弁当。ボリュームがありおなかも大満足。

■駅弁販売場所<JR米原駅在来線ホーム、新幹線ホーム 電話:0749-52-0006 時間:在来線改札口売店9:00~17:00、5号店8:30~19:00、新幹線ホーム9:00~19:00 休み:なし>

■ <ポイント2>座席の右側は伊吹山、左側は田園風景を堪能

「SL北びわこ号」は、米原から木ノ本までほぼ平坦な道のりを進む。進行方向左側にはのどかな田園風景が広がり、右側には伊吹山が望める。ちなみに窓側の席は座席番号のA席かD席なので、駅員さんに聞いてみよう。

霊峰として知られる伊吹山。奇数(5号車のみ偶数)の座席番号が進行方向右側だ。

進行方向左側にはたんぼが広がる。田村~長浜間では一瞬だが琵琶湖も見える。

乗車する青い客車は「12系客車」と呼ばれる全国でも貴重な車両。どことなく懐かしい雰囲気が漂う。

■ <ポイント3>西日本唯一の珍しい車両!木ノ本駅でゆっくり撮影を

木ノ本駅では、到着してから回送列車となって出発するまでしばらく停車している。ぜひ前部へ行って、SLが発する熱気や迫力を間近で感じてみよう!記念撮影の際は、周りの人や通過する列車にも十分注意して。

SLは人気者。譲り合って記念撮影しよう。

おみやげに最適な、C56形蒸気機関車のかわいらしい「チョロQ」(1296円)を車内で販売。「北びわこ号」のヘッドマークシール付き。

木ノ本駅構内1階にある「ふれあいステーションおかん」では、地元の採れたて野菜やお米など名産を購入できる。<電話:0749-82-5020 時間:9:00~17:00 休み:なし>

■ SL基本データ Q&A

【Q.運行日はいつ?】

季節に合わせて年に数回不定期で運行する。夏は7月2日、9日、16日、9月17日、24日(いずれも日曜日)。各日2回運行。運行情報は運行日の2か月ほど前に滋賀県公式HPなどに掲載されるのでマメにチェックを。

【Q.チケットはどこで買える?いつから販売?】

「みどりの窓口」または主な旅行会社で1か月前から販売。通常のJR特急列車などと同じく、乗車日の1か月前の10時から販売される。旅行の予定が決まったら早めに駅へGO!

【Q.乗車料金は?】

座席指定料金520円(全席座席指定)+乗車区間の運賃が別途必要。例えば大阪から米原へ向かい「SL北びわこ号」に乗って木ノ本で降りる場合は、通しの運賃でOK。ICOCAなどのICカードも利用可能だ。

【Q.乗車時間は?】

約45分。飲物などの車内販売はない。駅で買っておこう。

■JR西日本5489サービス<電話:0088-24-5489 時間:米原発10:09、13:16 ※木ノ本発の上り列車は回送となり乗車できないので注意>

■ 帰りは長浜観光を楽しもう!木ノ本駅から新快速で14分

木ノ本駅まで来たのなら、見どころ満載の長浜に立ち寄ろう。日本最古の駅舎や工芸品店、郷土料理店にスイーツなど湖北観光を満喫!

江戸や明治時代の建物を生かした工房や、レストランなどが軒をつらねる「黒壁スクエア」。

■ 和菓子店創作のスイーツが人気!

「カフェ 叶 匠壽庵 長浜黒壁店」は、黒漆喰の和風建築が印象的なカフェ。あんみつなどの和のデザートや、洋のテイストを取り入れた創作スイーツが自慢だ。近江牛カレーなどランチもおすすめ。

スイーツで一番人気の「近江のまつりばやし」(756円)。

築約100年の古民家を改装した建物は落ち着いた雰囲気。

和菓子の販売コーナーもあるのでチェックして。

■カフェ 叶 匠壽庵 長浜黒壁店<住所:長浜市元浜町13-21 電話:0749-65-0177 時間:9:00~17:00(LO16:30) 休み:水曜(季節により異なる) 席数:75席 交通:JR長浜駅より徒歩10分>

■ 伝統料理“焼鯖そうめん”の名店

「翼果楼」は、築200年の商家を生かした湖北の郷土料理店。ダシが染み込んだそうめんに、秘伝のタレで2日間煮込んだ焼きサバをのせた名物の「焼鯖そうめん」で好評を博す。

「焼鯖そうめん」(900円)。サバは27年間継ぎ足しの秘伝のタレで煮込む。焼鯖寿司もあり。

太いはりや柱に支えられたどっしりとしたたたずまいの店内は、どこか懐かしさを感じる。

■翼果楼<住所:長浜市元浜町7-8 電話:0749-63-3663 時間:10:30~売切れ次第終了 休み:月曜 席数:70席 交通:JR長浜駅より徒歩3分>

■ 鉄道の歴史を見て、触れて、学ぼう

「長浜鉄道スクエア」は、現存する日本最古の駅舎「旧長浜駅舎」と、長浜の鉄道史を紹介する「鉄道文化館」、D51形蒸気機関車などを展示する「北陸線電化記念館」の3施設を有する鉄道博物館。

D51形蒸気機関車とED70形交流電気機関車を展示。操作体験や駅長さんの制服試着も。

1882(明治15)年に建てられた旧長浜駅舎。明治の時代の鉄道の歴史がココで見られる。

■長浜鉄道スクエア<住所:長浜市北船町1-41 電話:0749-63-4091 時間:9:30~17:00(最終入館16:30) 休み:なし 料金:大人300円、小中学生150円 交通:JR長浜駅より徒歩3分>【関西ウォーカー編集部】

最終更新:6/6(火) 12:00
東京ウォーカー

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