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結婚で幸福度って上がる?

6/6(火) 11:50配信

政治山

 本連載では、PB地方創生幸福度調査検討委員会(事務局 パイプドビッツ パイプド総研)による全国2万人の幸福度調査結果の紹介や、委員会の有識者との対談など、「地方創生」と「幸福度」の関係性を読み解いていきます。第3回は、「結婚と幸福度」をテーマに、未婚・既婚による幸福度の差について検証していきます。

※前回の記事にて予告した「健康・ヘルスケア」に関する記事は、第4回にて掲載いたします。

「結婚」と地方創生の関係って? ~地方創生と結婚~

 今回のテーマをみて、「結婚って地方創生と関係あるの?」と思った方もいるかもしれません。

 実は、非婚化・晩婚化による少子化への懸念を背景に、若い世代の結婚への支援が国の主要政策である「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の基本目標の一つとなっています。結婚を応援することへの国からの公的な支援は今回が初めてであり、若い世代が結婚しやすい環境づくりについて、各自治体に呼び掛けています。

男女の未婚者の幸福度に大きな差! ~結婚と幸福度×性差~

 それでは、本調査結果をみていきましょう。

 本調査における幸福度は、1~10点(「とても不幸せ」を1点、「とても幸せ」を10点)のうち、自身に当てはまる数字を1つ選んでいただきました。全回答者の平均値は6.65でした。

 結婚と幸福度について、まずは未婚者と既婚者で幸福度に違いがあるのか検証しました(図1)。

 その結果、既婚者の幸福度が未婚者の幸福度を大きく上回っていることが示されました。また、未婚者・既婚者における男女の差をみてみると、未婚者の男女差(0.63)は既婚者の男女差(0.07)よりも差が大きいことが示されました。

地域間で未既婚による幸福度の差はない!?~結婚と幸福度×性差×地域差~

 では、未婚者・既婚者の幸福度は地域間で差があるのでしょうか。

 そこで、図1について、100万人以上の都市を持つ県*と持たない県とでさらに分け、幸福度の平均値を算出しました(図2)。

 その結果、全体的に100万人以上の都市を持つ県の幸福度が持たない県よりも高いことが示されました。

 ただし、未婚者・既婚者および男女別に地域差を比較すると、地域差が最も大きい未婚女性でも、その差は0.27であり、図1の未婚者の男女差(0.63)と比較すると、地域間の差はごく小さいといえます。


*100万人以上の都市を持つ県(1都1道2府7県):北海道(札幌市)、宮城県(仙台市)、埼玉県(さいたま市)、東京都、神奈川県(横浜市、川崎市)、愛知県(名古屋市)、京都府(京都市)、大阪府(大阪市)、兵庫県(神戸市)、広島県(広島市)、福岡県(福岡市)
持たない県:上記以外の36県

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最終更新:6/6(火) 11:50
政治山

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