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50年で200種が絶滅、愛すべきカエルたち

6/6(火) 7:30配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

減りゆくカエルを守りたい

 1億9000万年前から地球上を飛び跳ねてきたカエルは、どんな気候にもなじむことができる適応の名人だ。

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 水があれば、そこにはカエルがいる。現在知られているカエルは約4740種で、南極を除くすべての大陸に生息している。たとえば、北極圏にも生息するアメリカアカガエルは、生きたまま氷づけになっても死ぬことはない。心臓や肺を何週間も止めることができ、解ければ元のとおり動き始める。

 丈夫なカエルではあるが、環境の変化には弱い。水中では、薄い浸透性の皮膚を通して呼吸するため、水温の変化や汚染の影響を受けやすいからだ。

 1970年代以降、約200種のカエルが絶滅している。2016年には、Ecnomiohyla rabborumというカエルが絶滅した。カエルの種が急速に減少しているのは、生息地の喪失、水質汚染、カエルツボカビ症という病気などが原因だ。

 科学者たちは、今後10年でさらに多くのカエルが絶滅する可能性があると予測する。その対策として、米カリフォルニア州に本拠地を置く「セーブ・ザ・フロッグス」をはじめとする非営利団体は、子どもたちにカエルの重要性を伝える、カエルにやさしい環境を作る、といった保護活動を行っている。

文=Austa Somvichian-Clausen/訳=鈴木和博

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