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巨人・高橋監督は“無表情“スタイルを止めよ。連敗脱出へまずは指揮官から意識改革を

6/6(火) 11:30配信

ベースボールチャンネル

 負の連鎖が止まらない。球団ワースト記録に迫る10連敗中の巨人軍は、高橋由伸監督の“クールさ”が裏目に出て、チーム状態は悪化の一途をたどっているようだ。指揮官には熱く選手を鼓舞する姿勢が求められている。「球団史上最大の危機」を乗り越えるべく、監督自身の意識改革が急務だ。

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エースと新戦力で連敗ストップへ

 目を覆いたくなるような酷い惨状だ。6月5日現在でセ・リーグ4位の巨人が10連敗を喫し、もがき苦しんでいる。過去10連敗を喫した球団はいずれもリーグ優勝を果たしていない。多くのメディアが「V率0%」などと大騒ぎしているが、あくまでもこれは机上の空論。とはいえ、リーグ首位の広島東洋カープから9.5ゲーム差も突き放され、とうとう借金も7にまで膨らんだ。さらに5位の中日ドラゴンズにも負け数で並ばれた上に0.5ゲーム差にまで詰め寄られてしまった現状を見れば、いくらまだシーズンが三分の一しか経過していないといっても「逆転V」のシナリオを描くことは余りに浮世離れし過ぎている。

 6日の埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)にはエースの菅野智之投手が中6日で先発マウンドに立つ。加えてコンディション不良で二、三軍でリハビリを続けていた前北海道日本ハムファイターズの陽岱鋼外野手がようやくこの西武戦から一軍登録される見込みとなった。

 果たしてエースの菅野、新戦力の陽は連敗ストッパーになれるのか。仮に11連敗となれば、球団史上ワーストタイの屈辱となってしまう。そういう意味でも勝負の行方が注目されているが、この日の試合に勝って連敗が止まったとしても、根本的な問題の解決には残念ながら至らないと思う。

指揮官に覇気なし、選手頼み露呈

 この連敗中、あらためて浮き彫りとなったのは高橋由伸監督に躍動感や覇気が感じられにくいという点である。

「なかなか流れが良くない」「先に点を取られて引っくり返す勢いがない」「やられ方が毎回同じ」「何を準備してきたのでしょうか」――。これらはここ最近、各メディアで報じられた高橋監督が試合後に発した主な「敗戦の弁」だ。

 実際、ネット上ではこうした指揮官のコメントに対して「まるで他人事」「敗戦の責任をほとんど選手に押し付けている」「“自分は悪くない”という姿勢が見え隠れする」などといった批判的な書き込みが非常に多く目立っている。

 大変申し訳ないが、率直な感想として確かに高橋監督のコメントには人を引き付けるような要素がない。そう感じている人は熱狂的な巨人ファンの中にも大勢いる。

 試合中のベンチを見ていても高橋監督は表情を変えないことが多く、お世辞にもアクティブとは言えない。たとえ選手がいいプレーを見せても拍手するだけで、ほとんど無表情を貫いているから「嬉しくないのだろうか」というツッコミがどうしても入ってしまう。前監督の原辰徳氏が先日、一部のメディアを通じて「もっと喜怒哀楽を見せたほうがいい」と助言を送ったこともあったがまったく同感だ。

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