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ユベントスOB、CL決勝不発のイグアインを糾弾 戦犯に名指し「最もがっかりさせた男」

6/6(火) 19:15配信

Football ZONE web

CL決勝の後半に失速したユベントス 元伊代表DFディリービオが古巣に憤り

 ユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリード戦で不発に終わった。今季ナポリから9000万ユーロ(約108億円)というセリエA史上最高額の移籍金で加入したストライカーの不甲斐ないパフォーマンスは黄金時代のユベントスOBの怒りを買い、戦犯に名指しされている。

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 ユーベはカーディフの戦いで謎の失速を見せた。前半、レアルFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制されたが、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチがワールドクラスのバイシクル弾で同点に追いついた。だが後半に入るとチームは機能不全に陥り、白い巨人に蹂躙された。

「一体何が起きたんだ。まずは自分たち自身で、ドレッシングルームで何が起きたのか理解しなければいけない。前半と後半の間にチームは崩壊した。メンタルの部分は重要だ。ユーベは最初の45分で全てを使い果たしてしまった」

 イタリア地元紙「イル・マッティーノ」で憤りとともに試合を振り返ったのは元イタリア代表DFアンジェロ・ディリービオ氏。泥臭く実直なプレーぶりで「二等兵」の異名で知られた名サイドバックは、ユベントスでセリエA優勝を3度経験し、1995年シーズンのCL優勝メンバーだ。

レアルに比べて個性不足と一刀両断

 ユベントス黄金時代の一員は後半の失速ぶりを糾弾していた。「彼らは後半消えてしまった。後半の重要な場面で消えてしまった。フィジカル的にもメンタル的にもユーベにとっては悲劇だった。このレベルで戦うにはトッププレーヤーが必要だ。チームを飛躍させる個性が足りない」と語るディリービオ氏。イタリア絶対王者も、レアルのスター軍団と比較して個性不足と一刀両断している。

 そして、チームには最大の戦犯がいる。「最もがっかりさせた男? 間違いなくイグアインだ。ピペタ(イグアインの愛称)にはもっと期待していた。少なくとも技術面やゴールへの渇望という部分で、だ。彼は他の選手と違う印象を与えていた」

 今季マンチェスター・ユナイテッドにフランス代表MFポール・ポグバを史上最高額の移籍金で引き抜かれたユーベの巻き返し策が、ナポリからの昨季得点王イグアインの引き抜きだった。108億円はセリエA史上最高額の移籍金。12月に30歳の誕生日を迎えるベテランには異例すぎる移籍金だったが、今季太り過ぎなどの批判を受けていた。そして、2007年から13年活躍した古巣レアルとの頂上決戦では序盤にシュートを放った以外、存在感はなかった。

最大の戦犯はイグアインだが他の選手も…

 最大の戦犯はイグアインだが、他の選手も不甲斐なかった。ブラジル代表DFダニ・アウベス、マンジュキッチが奮闘した程度で、レアルの圧力に屈した。

「誰も違いを作ろうとしなかった。クオリティを示そうとしていなかった。しかし、イグアインはネガティブな意味で最大のインパクトを与えてしまった」

 ディリービオ氏はイグアインには最後まで厳しかった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/6(火) 19:15
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