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エルメス、父の日を前に米で「ネクタイ定期お届けサービス」開始

6/6(火) 16:30配信

Forbes JAPAN

ソリッドタイにするか、生地で選ぶか、それとも一風変わった柄で選ぶか──。毎日のネクタイ選びで頭を悩ませている人のために、仏高級ブランドのエルメスが新たな解決策を編み出した。



同社は父の日を前にした6月上旬から米国内で、ネクタイの定期購入サービス「ザ・エルメス・タイ・ソサエティー」を開始する。会員は購入時期を「毎月、隔月、3か月ごと」から選ぶことができる。

このサービスは、2015年にエルメスのマディソン・アベニュー店が試験的に行ったネクタイの定期購入サービスを発展させたもの。米国エルメスのロバート・チャベス社長兼最高経営責任者(CEO)は、「現代の時間に追われる男性たちに、サービスと便利さを提供するというアイデアから生まれたものだ」と説明する。

「自分用にもギフト用にも利用可能なサービスで、顧客の好みに応じて私たちがネクタイを選び、発送した。このサービスを通じて、顧客がこうした便利さや一人ひとりに合わせたサービスを求めていることが分かった」

新サービスは、ニューヨークのウォール街とマディソン・アベニューにある店舗のほか、ビバリーヒルズやサンフランシスコ、シカゴ、ヒューストン、ボストン、ワシントンD.C.などの合計10店舗で提供を開始。その後、国内外の店舗にも導入を拡大していく計画だ。来店できない人のために、各店では電話での会員登録も受け付ける。

「その人のため」のサービスを提供

会員登録をする際には、好みの柄や色、素材についての簡単なアンケートに応えることが求められる。質問の中には、自分自身について答えるものもあり、例えば、「好きな休みの日の過ごし方は?」という質問に対し、「飛行機で旅行」「考えごとなどをして静かに過ごす」「運動する」「休みがない」から自分に当てはまるものを選ぶ。さらに、アンケートの中には登録を申し込む人が何でも好きなことを書けるスペースも設けられている。

料金は「毎月」の場合が180ドル(約1万9900円、税別、送料込み)。クリーニングや形の調整、修理は無料だ。マディソン・アベニュー店では、会員限定でネクタイの新作コレクションの発表会などのベントも開催する。

チャベスCEOはこのサービスについて、会員数や売上高に特定の目標を設定していない。顧客に喜んでもらうための「便利な個人向けサービス」という位置付けだ。

また、現時点では近く女性客向けに「エルメス・スカーフ・ソサエティー」を立ち上げる予定は「ない」という。ただし、同CEOはこれについて、「先のことは誰にも分からない」と述べている。

Michael Solomon

最終更新:6/6(火) 16:30
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