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小池百合子氏 カイロ大留学時代の「貧乏生活」の真相は

6/7(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 6月1日、「都民ファーストの会」の代表に小池百合子都知事が就任し、同氏は自民党を離党した。小池氏の政界入りのきっかけはカイロ大学留学時にあるとも言われるが、そのルーツについては彼女によって語られたものを除けば噂話ばかりで、客観的証言はこれまでなかった。ちなみにカイロ大卒業時の小池氏の成績は上から6段階評価では3番目の評価の「グッド」だった。

 一人歩きした「首席で卒業」の噂の実態は異なるようである。そして、他の件についても、これまで語られてきたこととは異なる証言を得た。小池氏が一人の留学生・コイケユリコとしてエジプトですごしていた時代を、国際ジャーナリスト・山田敏弘氏が解き明かす。(文中敬称略)。

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 小池は1000ドルだけを手にしてカイロに渡り、親から一切の仕送りを得ず、エジプト政府から支給される毎月12ポンド(約3600円)の奨学金と、観光ガイドなどのバイト代で暮らす貧乏学生だったと、自著で語ってきた。

 小池が当時「仙人」と仰いでいた日本人初のカイロ大学卒業生、小笠原良治・大東文化大学名誉教授が言う。

「彼女は特別だった。ドッキという地域の裕福な人が暮らす閑静な住宅街の一軒家に住んでいました。貧乏生活とは無縁だったと思う。私が日本が恋しくなって『味噌汁が飲みたい』とこぼしたら、『私の家にいらっしゃいませんか』と自宅に招待し、味噌汁をつくってごちそうしてくれた。なんでも父親が石油関連の仕事をしていたそうで、彼女は金持ちだと評判だった」

 当時カイロに留学して小池と知り合った元留学生の女性によれば、「小池さんがカイロ大学に入る前に受講したアメリカン大学のアラビア語特訓コースは、一流企業や大使館などの金銭的サポートを受けたエリートが多く通っていた。当時の金額で年間100万円もの学費を払って受けるプログラムだった」と話す。

 小池は当時、留学生としては「前代未聞」と言われる行動にも出ていた。レバノンまでイタリア車の『フィアット』の中古車を買い付けに行き、エジプトに個人輸入したというのだ。当時の留学生らによると、自動車を乗り回す日本人留学生は他にいなかったという。“貧乏学生”らしからぬ金の使い方ではないだろうか。

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