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ブランドの不満が募る、巨大化しすぎたFacebookの慢心:「広告を打つのに苦労が増えた」

6/7(水) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

広告主500万社をかかえるFacebookは、広告を出稿する企業にとって以前と変わらず重要だ。しかし、Facebookが成長するとともに、ブランドがこのプラットフォームにいだく不満と、自分たちで広告をもっと管理したいという要求は高まっている。

ある大手のマーケター(匿名希望)は、Facebookがいまも広告に深く関与しており、担当者を派遣してクリエイティブを支援していると指摘する。一方、同プラットフォームが拡大した結果、往々にして独自のアジェンダを押しつけるようになったため、連携するのが厄介な存在になってきた。

このマーケターによると、企業の複数の部署に対し、Facebookは別々の販売員をあてて売り込むという。こうしたやり方には統一した戦略がないため、結果的にマーケティング部門の支出が増えてしまいがちだ。

「Facebookはきわめて縦割りだ」

別の企業のマーケティング責任者は、Facebookが往々にして、支出額に基づいてチームや担当者を割り当てると指摘。企業が出す広告費が不十分だったり、Facebookの広告関連製品を試さなかったりすると、担当者から改善を促されることになる。また、同プラットフォームがこれほど大きく成長したせいで、情報が多くの担当者を経由するうちに複雑化してしまう。

このマーケターが経験したことだが、Facebookには、新たな試みや広告費の増額に消極的な意思決定者を迂回する傾向があるという。「変化につながる決定をしない担当者は、Facebookから避けられるようになる」。

4月にサウスカロライナ州チャールストンで開催されたDIGIDAYブランドサミット(DIGIDAY Brand Summit)では、登壇者のブランドマーケターも同様に、「Facebookはきわめて縦割りだ」と指摘した。このマーケターは、Facebookのひとりの担当者にある件を話したあと、別の担当者にコンテンツなどの話をすることがよくある。「そして、担当者同士が直接話し合うことはない」。

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