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日本がシリアと1-1ドロー 乾躍動、本田インサイドハーフ起用も決勝点奪えず、イラク戦に不安残す

6/7(水) 21:20配信

Football ZONE web

後半3分にCKから先制点許すも、左サイドの好連携から今野が同点ゴール

 日本代表は7日、東京スタジアムで国際親善試合のシリア戦に挑み、1-1の引き分けに終わった。後半立ち上がりにセットプレーから失点したが、MF今野泰幸の同点ゴールで追いついた。しかし、その後決勝ゴールを挙げられずにタイムアップとなった。

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 バヒド・ハリルホジッチ監督はこのシリア戦を13日のワールドカップ最終予選イラク戦へのテストと位置づけ、新戦力ではなく、これまでも招集してきた既存のメンバーによるコンディションチェックと連携向上を重視したメンバーを組んだ。

 しかし、試合開始直後に大きな誤算が起きてしまう。左サイドの守備に参加したMF香川真司が地面に腕をついて左肩を痛め、前半10分にしてMF倉田秋との負傷交代を余儀なくされた。

 最終予選グループAで7試合を終えて2得点3失点と堅守を誇るシリアに対し、日本は効果的な攻撃を多く見せられなかった。守備面では1対1の対応にやや不安定さを見せたものの、決定機を作らせることなくゲームを進めた。

 結局、前半は両チームがゴールネットを揺らす瞬間は訪れず、スコアレスのままハーフタイムに突入。そしてハリル監督はFW久保裕也に代えてFW本田圭佑を投入する決断を下し、後半のスタートからピッチに送り込んだ。

井手口がA代表デビュー、乾もピッチに

 しかし後半3分、ショートコーナーで対応が遅れた日本は、サポートにいった倉田がかわされてクロスを上げられると、FWマルドキアンにフリーの状態でヘディングシュートを許して失点。先制点を与えてしまった。ハリル監督は同8分、MF山口蛍に代えてMF井手口陽介を投入。井手口はこれがA代表デビューになった。

 そうしたなかで日本は同13分、左サイドをMF原口元気、FW大迫勇也、DF長友佑都の連携で崩すと、長友がファーサイドに上げたボールにMF今野泰幸が走り込んでゴール。1-1の同点に追いつき、直後に原口に代えてFW乾貴士をピッチに送り込んだ。

 さらにハリル監督は同18分、今野を下げてFW浅野拓磨をピッチに。浅野を右ウイングの位置に出し、本田をインサイドハーフにシフトした。すると同29分には大迫のラストパスに本田がGKと1対1になるチャンスを迎えたが、右足シュートはGKの正面に飛んだ。同32分にはロングボールを乾が鮮やかにトラップして左サイド深い位置から侵入。左45度の至近距離からシュートを放ったが、ゴール前に入ってきた大迫を直撃してしまった。

 交代選手が機能し、後半は攻撃に迫力が生まれた日本だったが、勝負を決めるゴールを奪うには至らずに1-1の引き分け。イラク戦へ向けスタメン組の停滞感という課題と、交代選手やポジションチェンジによる躍動の収穫という両面が出たゲームになった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/7(水) 23:26
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