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「緊張したくなければ、『結果』を気にするな」 実践的な思考術を元千葉ロッテ・里崎智也氏に聞いてみた!【前編】

6/7(水) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 プロ野球チーム・千葉ロッテマリーンズを愛するものであれば、忘れることができないのが2005年と2010年である。2005年はシーズン2位から、2010年にはシーズン3位から日本一に輝き、“下剋上”を達成したからだ。

 その立役者の一人が二度の日本シリーズで捕手を務めた里崎智也氏。彼は2006年の第1回WBC(ワールドベースボールクラシック)にも選出され、世界一とベストナインを獲得している。

 まさに、誰もが羨むようなサクセスストーリーを送っている里崎氏だが、本人曰く「野球の天才でもないし、エリートですら、なかった」そう。ではなぜ、実力主義の最たるプロ野球という舞台で、ひと際輝くことができたのだろうか。それは、ひとえに“里崎流思考術”があったからである。そんな彼のプロ野球で培った思考術をビジネスマン向けにまとめたものが『エリートの倒し方 天才じゃなくても世界一になれた僕の思考術50』(里崎智也/飛鳥新社)だ。

 今回は“里崎流思考術”の一端を伝授してもらうべく、現役引退後、テレビ・ラジオに引っ張りだこの里崎さんご本人への取材を敢行した。

◎プロ野球界にいる「感覚派」と「理論派」

――ビジネス書を出そうと考えたきっかけは何だったんですか?

里崎:講演会などで話をすると「(里崎の)考え方はビジネスマンでも通用するのでは」という声があって、イケるかなと。それに、プロ野球選手でビジネス書を出すのって珍しいじゃないですか(笑)。

――“里崎流思考術”は子どもの時から考えて実践していたんですか?

里崎:高校から思っていたことやプロで学んだこともありますね。でも「大事なことだから」と意識してやっていたわけではなく、現役を振り返ってみたらこんなこと自然にやってたなってことが多いです。

――本書を読んでみると、里崎さんは「理論派」で「現実主義」だなと感じました。プロ野球選手はそのような方が多いのですか?

里崎:プロ野球選手には「感覚派」と「理論派」の二通りがあるんです。この二つは絶対に相いれない。「感覚派」の人に論理立てて説明しても理解できないけど、同じ「感覚派」の人同士だと理解し合えるんですよね。だからといって「理論派」が良いとか、「感覚派」が良いというわけではなく、どっちも良い部分、悪い部分があります。

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