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有利子の奨学金 返済で苦しまないための3つのポイント

6/8(木) 17:00配信

マネーポストWEB

 桁違いにかかる大学進学費用。例えば、初年度に納める費用の平均は、国立で約81万7800円、私立文系で約114万6819円、私立理系だと約150万1233円にもなる(※大学の初年度に納める費用は、2017年度の文部科学省令による標準額および、文部科学省『平成26年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均調査』より。いずれも昼間部の場合)。家計の負担を少しでも減らそうと、奨学金を活用する人は少なくない。その一方で、奨学金返済に苦しむ若者の増加も問題となっている。

 国の奨学金制度利用者のほとんどが有利子の貸与型(第二種奨学金)での契約になり、4年間の借金総額は平均300万円以上に。そこで、少しでも返済を軽くする方法を専門家に教えてもらった。奨学金返済で苦しまないために知っておきたい、契約前の3ポイントがある。

ポイント1:本当に必要な額を見極めよう

 第二種奨学金で月10万円を4年間借りると、返済額は月々2万2172円で、返済期間は20年になる。40才過ぎまで返済が続けば、将来、マイホームのローンが組みにくくなる可能性もあるので、借りすぎないことが大切。

「とはいえ、1年目でお金が不足するのも問題です。国の奨学金は進学後いつでも月額を変更できるので、1年目は余裕を持って借り、生活が落ち着いてから減額するのがおすすめです」(奨学金アドバイザーの久米忠史さん)

ポイント2:保証人は「機関保証」にしよう

 奨学金を借りるためには、借り主が返済できなくなった場合に備え、「人的保証」と「機関保証」のどちらかを、申請時に選ばなければならない。

 人的保証とは原則として「父母」が連帯保証人となり、おじ・おば、兄弟姉妹など4親等以内の親族が保証人となる方式。一方、機関保証は連帯保証人と保証人の必要がない代わりに、保証機関に既定の保証料を支払って保証してもらう。この場合、奨学金は、保証料が差し引かれた金額が口座に振り込まれる。

 人的保証の場合、保証料がかからないが、奨学生が返済を怠ると連帯保証人、保証人の順に返済の責任を負うリスクがある。

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最終更新:6/8(木) 17:00
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