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【阪神】あの岡田彰布が金本阪神に強烈ダメ出し? 話題の岡田本を読んでみた

6/8(木) 11:00配信

文春オンライン

阪神とオリックスの両球団で選手と監督を務めた唯一の人物

 現在、セ・パ交流戦では俗に言う関西ダービーが行われている。オリックスvs阪神(京セラドーム大阪)。ご存知、同じ関西に拠点を置く球団同士の激突である。

 阪神ファンの私にとって、このオリックスとの共通点を考えた場合、ある人物の顔がパッと思い浮かんでくる。 “どんでん”と書いて、いったいどれくらいの人が即座に認識できるだろう。元阪神監督であり、元オリックス監督でもある岡田彰布だ。

 阪神とオリックスの両球団で監督を務めた人物といえば、彼の他に故・中村勝広もいるが、選手としても両球団に在籍したとなると、この岡田しかいない(本稿の性質上、敬称を略すことをご容赦ください)。現役時代は阪神の主力打者として1985年の阪神日本一に貢献し、94年にオリックスに移籍すると阪神・淡路大震災が起こった95年にオリックスのリーグ優勝も経験。その年限りで引退して以降も、翌96年からはオリックスの二軍助監督兼打撃コーチとして指導者人生をスタートさせ、その後は阪神二軍コーチ、二軍監督、一軍コーチ、一軍監督を歴任。さらに2010年からはオリックス一軍監督も務めた。

「岡田vs金本」? 一部で報道された対立構造

 そんな岡田彰布であるが、近年は野球評論家として精力的に活動している。今春には『金本・阪神 猛虎復活の処方箋』(宝島社新書)と題した著書も発売された。

 そんな中、一部週刊誌等がこの著書を取り上げ、「岡田彰布が金本阪神に強烈なダメ出し!」と報じたことがあった。なんでも岡田“元”阪神監督がかつて師弟関係にあった金本“現”阪神監督を批判するのは異常事態であり、これによって阪神伝統の御家騒動(内部抗争)がまたも勃発するのではないか、というわけだ。この「岡田vs金本」の対立構造は、いくつかのネットサイトにも転載されていたので、それなりに話題になった。

 また、同書は発売前の予約時からタイトルが変更されていた。変更前のタイトルは『金本阪神タイガースに未来はない』という、かなり過激で極論じみたものだったため、余計に先述の対立構造が煽られるかたちとなった。2015年オフに金本監督が誕生する前、第二次岡田政権の発足を期待する声も多かっただけに、それが実現しなかったことによる、なんらかの思惑が働いているのかも……そんな邪推を書き立てる記事もあったほどだ。

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最終更新:6/8(木) 11:21
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