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【木村和久連載】待望のゴルフ倶楽部会員となった「メンバーあるある」

6/8(木) 7:40配信

webスポルティーバ

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第108回

 前回の「ビジターあるある」に続いて、今回は「メンバーあるある」をお届けしたいと思います。

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 晴れてゴルフ倶楽部の会員になった方は、うれしさのあまり滑稽な行動を取りがちです。以前、自分がメンバーだった時代もあるので、その頃のことを思い出しながら、メンバーの”あるある”ネタを列挙していきたいと思います。

 まず、メンバーになって最初にすることは、タグをつけることです。晴れて倶楽部の会員になったのですから、キャディーバッグの取っ手にさりげなくつけます。

 でも、さりげないと目立たないから、困ったちゃんです。だから、どこぞのコンペとかに行ったときに、同伴メンバーのタグを見つけて「おぉ~、○○カントリー倶楽部のメンバーですね!」と、まずは相手を持ち上げます。さすれば、言われたほうも「そういうあなたも、△△ゴルフ倶楽部のメンバーじゃないですか!」と、応じてくれます。そうやって、双方褒めまくりながら盛り上がって、プライドを大いに満たすわけですな。

 この褒め合いの大事なところは、お互いに似たようなレベルのメンバーってことです。これがもし、相手が誰でも知っている名門倶楽部のメンバーだったら、悲惨な結果を招きます。

 相手は言われ慣れていますから、「ありがとう。あんまり競技には出てないけどね」くらいで話が終わって、あなたの倶楽部のタグなどには見向きもしてくれないので、あしからず。

 倶楽部の外回りの話はこれぐらいにして、次はクラブハウス内の所作について見ていきましょうか。

 メンバーで何がよかったかというと、フロントにメンバー専用の受付があることです。基本、書くのは名前だけですから。友だちを一緒に連れてきたときなどは、ちょっと優越感に浸れます。

 さらに、ロッカールームへ友だちと一緒に向かうのですが、途中で「じゃあ、ここで」と言って、自分はメンバー専用ロッカーへと消えていく……あ~、これぞ至福の瞬間なり。

 また、メンバーになると、今まで見向きもしなかったクラブハウス内の掲示板やハンデキャップボードなどを、事細かく見るようになります。特にハンデキャップボードに自分の名前があるのは、感慨深いものです。

 ハンデを取得していない場合は、その他大勢の扱いで、すごく下のほうに名前があります。それでも、新人国会議員の登院ぐらいにうれしいもので、思わず名札を裏返したりしてしまいます。

 そこへ、友だちがやってこようものなら、その友だちはいい”カモ”になるでしょうね。「ほら、そこに俺の名前が。いやぁ~、メンバーっていいよぉ~」などと言って、ペラペラ喋り出すと止まりません。

 ほんと、聞かされるほうはいい迷惑でしょう。でもまあ、メンバー紹介制度などによって、その日のプレー代はビジターも割引されますから、それぐらいは我慢して聞いてあげるしかないです。

 プレーにおいてもメンバーは、ビジターに対してさりげなくメンバーであることを強調しがちです。例えば、「スコアカード、持った? 今日はインスタートだから、アウトにスコアを書かないでね」とかね。

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