ここから本文です

復興の進む九州を一番盛り上げたメディア「九州魅力発掘大賞」に『ブラタモリ』が選出

6/8(木) 7:30配信

@DIME

九州7県の観光素材を優れた視点で紹介した新聞・雑誌・テレビ番組など各メディアを表彰する「第2回 九州魅力発掘大賞」が5月30日、東京の日本プレスセンタービルで開催された。この賞は様々な観光列車で話題を集めるJR九州主催で運営され、今年でこの大賞の前身である「南九州PR大賞」から数えて10回目の開催となる。かつては南九州3県を中心とした賞だったものを昨年から九州全域を対象としたものに変更された。

【写真】復興の進む九州を一番盛り上げたメディア「九州魅力発掘大賞」に『ブラタモリ』が選出

主に九州外の大都市圏を中心に、九州7県の観光素材をテーマに捉えたメディアを露出量やコンセプト、話題性、実際の来訪意欲喚起を基準にJR九州代表取締役社長の青柳俊彦氏をはじめ、観光関係者や旅行業関係者、JR九州の鉄道デザインを担当するドーンデザイン研究所代表水戸岡鋭治氏など、20名で構成された審査委員が審査を担当。今年の選考媒体は雑誌80点、新聞15点、映像42点の合計137点だ。

本年の「九州魅力発掘大賞」はNHK総合「ブラタモリ(熊本城/水の国・熊本)」が受賞。受賞理由として「震災直前のロケということで震災前の美しい熊本城の姿の映した貴重な映像資料」、「水の国・熊本というテーマも極めてユニークな掘り下げ方で内容も半端ない深さ」「タモリ氏のコメントで娯楽と教養の両方を兼ね備えたクオリティの高い番組」という点が評価された。そのほか、部門賞として雑誌部門「婦人画報12月号プレミアム秘湯」、新聞部門「日本経済新聞NIKKEIプラス1 とっておき温泉」、映像部門「BSジャパン日経プラス10特別編九州に生きる“ニッポンブランド”-ななつ星in九州 震災に克つ-」、特別賞として映画「うつくしいひと」が受賞した。

表彰式の冒頭には先の熊本地震で大きな被害を受けた阿蘇地域「阿蘇一の宮門前町商店街」から宮本博史氏と杉本真也氏が震災以降の阿蘇の状況を観光的観点から説明。「今日の数分だけでは語れないことがたくさんあったが、みなさんの支援や応援のおかげで徐々に元気が出てきた。僕ら自身も地元特産の赤牛や馬肉を使った料理で一人でも多くの方が阿蘇に来てくれることを願いつつ、おもてなしをしています。一方でこれからより様々な九州の新しい魅力を発掘して、発信していかなくてはいけない。ぜひ阿蘇に遊びに来てほしい」

と語った。また、同じく熊本県人吉市からは人吉温泉女将の会さくら会の女将である有村政代氏、田口妙子氏、堀尾里美氏が着物姿で駆けつけ、「今、人吉には3つもの観光列車が走ってきます。私たちはSL人吉をはじめ、週末を中心に乗客のみなさんのお出迎えを行ってきました。そして今年の3月には最も新しい「かわせみ やませみ」が運転を開始し、人吉は今とても盛り上がっています。これからもJR九州と共に、地元へ来てくださる多くの方をお出迎えし続けてきたい」と笑顔で話した。

今回の受賞作品の多くはやはり震災後の話題が多いが、どれも九州の今ある魅力とこれからを取り扱ったものが目立った。審査委員長であるJR九州青柳代表取締役社長は「今年誕生した観光特急「かわせみ やませみ」はJRだけでなく、地域の皆さんと共に企画を考え、共に誕生した列車。震災以降、本当に多くの方が九州に力を貸してくださった。これからは私たちが皆さんへ恩返しをする番。様々な魅力をさらに発掘し、みなさんと共に九州を盛り上げ、そして発信していきたい。現在不通区間のある豊肥本線の復旧も全力で取り組んでいるので一日でも早く線路を繋ぎたい」と語った。

取材・文・撮影/村上悠太

@DIME編集部

最終更新:6/8(木) 7:30
@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年11月号
9月16日発売

定価600円

RIZAPの真実。
2018年最新手帳 格付けレビュー
スーパー中学生のつくりかた