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【セルジオ越後】香川の負傷、CBの連係… 不安は多いが危機感を持って敵地へ行くのは悪くない

6/8(木) 1:17配信

SOCCER DIGEST Web

今後は昌子によりプレッシャーが掛かって来るかもしれない。

 キリンチャレンジカップの日本代表対シリア代表は1-1の引き分けに終わった。この試合は、13日のワールドカップアジア最終予選で対戦するイラクを想定した相手との対戦ということだったけど、どうやらイラク戦もなかなか厳しい戦いを強いられそうな予感がするよね。

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 日本はまず試合の入り方が悪かった。スタートからシリアのほうが随所に鋭い動きを見せていて、日本はその勢いに押されていた印象だ。ミスも多くて攻撃にリズムは出ないし、逆にミスを突かれてピンチを招く場面もあった。前半は決定的なチャンスもほとんどなかったよね。
 
 こうした試合展開になってしまったのにはいくつかの理由があると思う。まずひとつは明らかにコンディションの良くない選手が何人かいたことだ。とりわけ1対1の場面ではそれが顕著に現われていた。サイドの攻防で何度かシリアの選手の突破を許していたし、暑さのなかで追いかけるのも相当しんどかったと思うよ。
 
 例えば、失点のシーンは1対1で軽くかわされてしまったプレーが起点となっている。そこから精度の高いクロスを送り込まれてヘディングシュートを許してしまったんだけど、マークに付いていた倉田も相手の切り返しにちょっと踏ん張りが利かないような状態だった。国内組も日曜に試合が終わって合流したばかり。やっぱり疲労は残っていたんじゃないかな。
 
 それともうひとつ、今回はセンターバックの森重が落選して、先発には昌子が起用された。吉田とのコンビはほとんど初めて見る人も多かったと思うけど、やっぱりどこかぎこちなさがあったよね。後ろに安定感がないと、チームも自然と後ろをカバーしようという意識が働いてしまうもの。これは別に昌子ひとりの問題というわけじゃなくて、チーム全体で乗り越えていかなくちゃいけない部分になる。
 
 CBコンビ、とくに昌子には今後、よりプレッシャーが掛かってくるかもしれない。その時にいかにカバーしていけるかがポイントになってくると思うよ。

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最終更新:6/8(木) 18:16
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