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オタク向けコレクターグッズの転売事情とは

6/9(金) 15:00配信

マネーポストWEB

 アニメ、漫画、ゲーム、アイドル、プロレスなど、様々なジャンルに「オタク」と呼ばれる人々がいる。そして、それぞれのジャンルにコレクターグッズが存在しており、さらにはオタクたちを対象にコレクターグッズを転売する人々もいる。コレクターグッズというと、かなりのプレミアがつき、高額になっているというイメージもあるが、実際にはどうなのだろうか。

 オタク事情に詳しいフリーライター・A氏はこう説明する。

「アニメのコレクターグッズはたしかに値上がりするものも多いです。ただ、最近のアニメは人気のサイクルが早いので、ちょっと前までプレミアがついていたグッズが、1年後には値下がりしているなんていうことも少なくない。たとえば、昨年流行った『おそ松さん』のトレーディング缶バッジなら、一部の人気商品は一時期1万円近く値がつくものもありましたが、最近では数百円程度になっていることも。オタク向けのコレクターグッズだからといって、後々価値が上がるというわけではなく、人気のピークが過ぎれば値は落ちていきます」(以下同)

 まるで骨董品のように値が上がることを期待してアニメグッズを保存しておいたところで、大儲けができるということではないようだが、一方で転売で儲けている人も存在している。

「グッズは限定品が多く、誰でもが簡単に買えるというものではありません。イベント会場の限定品などは、転売用に大量に購入され、ネットオークションで転売されるというケースも多い。この場合、できるだけ早く確実に手に入れておきたいというオタクに向けての転売であって、いわばスピード勝負です。ちょっと時間が立つとすぐに値が下がることが多いですね」

マニアックすぎるグッズは値段が上がらない

 コミックマーケットで頒布される同人誌や限定グッズなども、転売のターゲットになりやすい。

「同人誌などはまさにコミケに行かなければ入手できないグッズで、コミケに行ったとしてもすぐに売り切れてしまうことも多い。しかし、日本全国にはそういった同人誌がほしいというオタクは多く、だからこそ転売されやすいわけです。数人で組織的にコミケで同人誌を大量に購入し、ネットオークションで転売ビジネスをしているグループも存在します。同人誌の転売だけで生計を立てている人も少なくないですよ」

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最終更新:6/9(金) 15:00
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