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画面投映、触って操作 津田大介が驚くXperia Touch

6/9(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 月並みな言い方だが、久しぶりにソニーらしい革新的な商品が登場した。ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Touch」だ。Android OSを搭載したモバイルプロジェクターで「壁やテーブルなどに投映した画面をタッチ操作できる」というのが最大の特長だ。2016年2月にスペインで開催された見本市MWC(Mobile World Congress)においてプロトタイプが発表されて話題となったもので、17年6月9日から予約が開始される。

■家族全員がのぞき込んで楽しめる

 僕がXperia Touchに興味を持ったきっかけは、昨年ソニーから発売された超短焦点プロジェクター「Life Space UX」だった。壁に本体をぴったりとつけた状態でも画面を投映できるし、テーブルや床にも映像を映し出せる。実際、僕も自宅で使っていて、すごく気に入っている。Xpreria Touchは、このLife Space UXがさらに進化したという印象がある。

 そもそもの開発コンセプトはどんなものだったのだろう。同社スマートプロダクト部門の近藤博仁氏と城重拓郎氏に聞いた。

近藤博仁氏(以下、近藤)

 スマートプロダクト部門のテーマはコミュニケーションの進化や改善です。Xperia Touchはその商品群の一つ。スマートフォン(スマホ)が普及したため、家にいても家族みんなが自分のスマホばかりを見ているという状況がありますよね。そんな家の中で会話が生まれる場を作るにはどうしたらいいか。画面をタブレットよりもっと大きくすれば家族全員がのぞき込んで楽しめるのではないか。そう考えて開発したのがXperia Touchなんです。

城重拓郎氏(以下、城重)

 Life Space UXのポータブル超短焦点プロジェクターとXperia Touchは、中身のプロジェクターモジュールは同じものなんです。Life Space UXは空間を活用して映像を楽しむ体験の提案という形で生まれ、モバイルかつコミュニケーションの会社である我々はそこにスマートフォンと同じ基板を入れて、Androidを入れて、タッチできるようにしてと、コミュニケーションにフォーカスしたアプローチで商品を組み上げました。出自は同じながらも、それぞれ別の子に育ったという関係ですね。

 取材の前に、実際に自宅でXperia Touchを使ってみた。

 机の上に投映された画面に触れると、スマホやタブレットと同じようにタッチ操作できるというのは、不思議な感覚だった。付属しているピアノのアプリも面白い。最大で指10本までのマルチタッチに対応しており、投映した鍵盤をたたくと、本物のピアノのように弾けるのだ。

 Google Earthを机に投映すれば、家族で机を囲み、旅行に出かける場所を全員でチェックすることもできる。スマホのような「自分だけの画面」でなく、画面をシェアしながら操作できるようになったことで、普段のアプリも全然違った使い方になるだろう。

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最終更新:6/9(金) 7:47
NIKKEI STYLE

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