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「当たり前」から脱却し、新しいリーダーシップを手に入れる

6/9(金) 10:30配信

コーチ・エィ

社会学の定義は、「日常生活で当たり前だと思っていることや当たり前すぎて見過ごしてしまっていることをあえて問いかけ、それに自分で答を見つけていこうとすること」だと、金菱清氏の著書『新体感する社会学』で読みました。

私たちエグゼクティブコーチも、クライアントの「当たり前」に問いを立てます。クライアントの「当たり前」は、クライアントの思考の枠となり、目標達成の障害になってしまうことがあるからです。

「ふつう」「一般的に」「当然」といった言葉を使って表現する時は、その人の「当たり前」が表れることが多いようです。

「当たり前」の背景にあるのは何か?

私のクライアントの例ですが、

A氏 「ふつう、一回言えばわかるじゃないですか」
B氏 「一般的に、顧客を訪問したら上司に報告するものでしょう」
C氏 「全体ミーティングでも伝えていますし、方針は、当然、組織全員が理解しています」
クライアント自身の「当たり前」がそこにあらわれています。

C氏の場合をみてみましょう。

C氏の発言の背景には、「伝えさえすれば、相手は理解する」というC氏の「当たり前」があります。

でも、組織調査でどのくらい理解しているかを実際にリサーチしてみると、理解どころか、そもそも伝わっていないこともあります。全体ミーティングに参加していたにもかかわらず、「聞いたことがない」と答える人もいるのです。

C氏が目標を達成するためには、いち早くこの事実を知り、組織全員に方針を理解してもらうための異なる方法を選択する必要があります。ところがC氏の「当たり前」によって、C氏が新しい方法を選択する機会は失われてしまうのです。

上記の3人に聞いてみると、人は、この「当たり前」を過去の上司との関係性や失敗体験、そして成功体験などから、知らず知らずのうちに身につけているようです。

2017年5月26日の日経新聞朝刊に、「『熱意ある社員』6%のみ 日本132位」という、驚くようなタイトルの記事がありました。

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最終更新:6/9(金) 10:30
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