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15連勝ウォリアーズ、NBA初の無敗V王手 敵の“キング”も脱帽「最も規格外だ」

6/9(金) 13:49配信

THE ANSWER

NBAファイナル第3戦、残り45秒でデュラントの決勝シュートが炸裂で逆転勝利

 NBAファイナルは7日(日本時間8日)に第3戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズが118-113でクリーブランド・キャバリアーズを下し、シリーズ3連勝で2年ぶりの優勝に王手をかけた。NBA史上、プレーオフ無敗で王者となったチームはなく、NBA公式サイトは「ウォリアーズ、完璧なポストシーズンまであと1勝」と報じている。

【動画】圧倒的な活躍でチームを連勝に導くデュラント、NBA公式Twitterもファイナルでの活躍ぶりを動画で大特集

 2015-16シーズンに、NBA記録となるシーズン73勝を挙げたウォリアーズに、新たな勲章が加わるかもしれない。

 敵地クリーブランドに移って迎えた第3戦は、大差をつけて勝利した過去2試合とは異なり苦戦。前半こそ6点リードで折り返したが、第3クォーターで22-33と圧倒された。最終クォーター残り3分9秒、JR.スミスに3点シュートを決められた時点で107-113と6点ビハインド。しかし、ここからステフィン・カリーとケビン・デュラントのコンビで4連続得点を奪うと、残り45秒にデュラントが逆転の3点シュートを沈め、大きな1勝を挙げた。

 第1戦で38得点、第2戦も33得点を挙げたデュラントは、この日も31得点をマーク。最終クォーター残り2分18秒からの11-0の猛攻をけん引し、鮮やかな逆転劇を演じた。中でも“キング”ことレブロン・ジェームズの一瞬の隙を見逃さずに決めた3点シュートは圧巻で、NBA公式サイトは「まさにスーパースターのショット」と表現。対戦相手のカイリー・アービングも「デュラントは信じられないような決勝シュートを決めた」と称賛するコメントを伝えている。

15連勝は北米4大プロスポーツのプレーオフ史上初の快挙、さらなる記録更新へ

 ウォリアーズはデュラントのほかにも、カリーが26点、クレイ・トンプソンも30点と主力が揃って活躍。NBA公式サイトによれば、キャバリアーズのエースであるジェームズも「(ウォリアーズは)自分が今まで対戦してきた中で、もっとも規格外だ。これまでにも手強い相手はいたけど、これほどまでのチームは思いつかない」とウォリアーズの強さを認めざるを得なかったという。

 NBAファイナル第3戦を終えて、ウォリアーズは今プレーオフ15連勝。これは、NHLのピッツバーグ・ペンギンズが1992年から93年の2シーズンにかけて樹立した14連勝を超える北米4大プロスポーツ界のプレーオフ最長記録だ。9日(日本時間10日)に行われる第4戦に勝利すれば、NBA史上初の“無敗王者”が誕生する。

 これまでシーズンMVP1回、得点王4回などスター街道を歩んできたデュラントだが、唯一ファイナルに進出した2012年もヒートに敗れ、リーグ優勝は未経験。タイトルを求めて、今季オクラホマスティ・サンダーから移籍してきた。頂点まであと1勝に迫ったことについて、「今までに経験したことがないポジション」と語り、第4戦以降に向けた想いを明かした。

「気を抜きたくないし、まだ終わったとも感じたくはない。ゆっくりと物事を考えるのは、シーズンが終わってからでいい」

 デュラントをはじめ、ウォリアーズの面々に慢心は感じられない。第4戦で前人未到の16連勝を果たし、“黄金時代”への扉を開いても不思議はないだろう。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/9(金) 13:49
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