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【派遣女子・更新なし】お嬢様育ちが「家事手伝い」よりも「派遣」で働くことを選んだ理由

6/10(土) 13:00配信

Suits-woman.jp

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている杉浦未華子さん(仮名・28歳)にお話を伺いました。未華子さんは明るめに染めたブラウンカラーのボブに、白いレースブラウスにピンク色のロングスカートを合わせていました。足元はベージュのローヒールのパンプスに、大き目のトートバッグを手にしたコーディネートは、どこにでもいそうな一般的なアラサーOLの印象を受けました。

「女性が多い職場の方が、やりやすいんですよね。役割分担ができていて」

おっとりした話し方が印象的な未華子さんですが、派遣先で知り合った営業職の彼氏がいるとか。

「私自身は、派遣が社員をサポートするような営業事務が向いていますね。成果を出さなきゃいけないような職場は続かないと思います」

“派遣も女子校の感覚と近い”と言う未華子さん。そんな彼女に、どうして派遣で働いているのか聞いてみました。未華子さんの出身地は、兵庫県の都市部。大学教授の父と、翻訳の仕事の手伝いをしていた母の3人家族で育ちました。

「父と母は大学で知り合ったそうです。父が教授として働いてている大学で、母は他の教授の秘書などの手伝いをしていたんです。母の実家は不動産経営をしていたりして、結構裕福だったんですよ。その流れで、私も中学から私立の女子校に通っていました」

学生時代はハンドベル部に所属し、3歳から習っているピアノのレッスンを高校まで続けていました。

「通っていた女子校は、すごくおっとりとした校風というか……。キリスト教だったので、ボランティア活動とかも盛んでしたね。スカート丈も長くて、校則違反する人もいないし、あまりがつがつしていない雰囲気だったので、それに慣れてしまっていましたね」

いわゆる“目立つような生徒”ではなかったと言います。

「学内も二分化していて、女子校の制服や学校名などのブランド力で他校の男子とつきあったりする積極的なリア充のグループと、クラスメイトとだけ仲良くて女子同士でつるんでるグループと。私は後者でしたね」

進学の際も、おっとりした性格だったので迷わず女子大を選んだそう。

「付属の大学もあったのですが、指定校推薦の枠も多かったので、私は別の女子大に進学しました」

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最終更新:6/10(土) 13:00
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