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「浦和が嘲笑するジェスチャーで事件誘発」 暴力行為の済州、AFCの厳罰に反論

6/10(土) 12:00配信

Football ZONE web

ACL浦和戦の乱闘騒動にAFCが裁定 済州2選手が長期の資格停止処分

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ戦で、前代未聞の蛮行に出た済州ユナイテッド(韓国)と選手に9日、アジアサッカー連盟(AFC)から厳罰が下された。後半に警告2枚を受けて退場しながら、試合後の乱闘騒ぎでピッチに戻り主審に危害を加えたDFチョ・ヨンヒョンに、最も重い6カ月の資格停止処分が下されるなど、暴行事件の主犯格3選手がペナルティーを受けたが、済州関係者は「浦和が嘲笑するようなジェスチャーで事件を誘発した」との反論を展開。AFCへの控訴に打って出るという。韓国紙「国民日報」電子版が報じている。

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 5月31日に行われたACLラウンド16の浦和との第2戦で、済州は数々の暴行を働いた。浦和が延長戦に入り3-0として、2戦合計スコアで1点リードした試合終了間際、両チームの選手が小競り合いを起こしたところで控え選手のDFペク・ドンギュがビブスを着たままピッチに乱入。仲裁に入っていた浦和MF阿部勇樹にジャンピングエルボーを見舞い、前代未聞の退場処分となった。

 さらに試合終了後にも済州の選手やスタッフが暴力行為を働き、浦和DF槙野智章は済州の選手たちに追いかけられながらロッカールームに引き上げた。その際には、DFクォン・ハンジンが浦和スタッフに飛び膝蹴りをして、試合後にもかかわらずレッドカードを提示されている。

 退場者3人を出した韓国チームの蛮行を世界各国のメディアが非難するなか、AFCが9日に厳罰を下した。

「背景が全く考慮されていない」と主張

 最も重い処分を受けるのは退場処分となりながら試合後にピッチに戻り、主審を突き飛ばしたチョ・ヨンヒョンで、6カ月間の資格停止と制裁金2万ドル(約220万円)となり、阿部に暴行を働いたペク・ドンギュは3カ月間の資格停止と制裁金1万5000ドル(約165万円)、クォン・ハンジンには2試合出場停止と制裁金1000ドル(約11万円)の処分となった。また、済州に対してはチームとして4万ドル(約440万円)の制裁金が科されることになった。

 この裁定に対して済州は、AFCに提出した抗議文と同様の主張を展開しているという。同紙の記事では済州関係者のコメントを紹介。「浦和が私たちのベンチに嘲笑するようなジェスチャーを行い、事件を誘発した。この背景が全く考慮されていない」と語ったとしている。

 もっともAFCは済州側の主張もしっかりと考慮したのか、試合後の騒動に関わり、試合の価値を落としたとの理由で、浦和にもすでに2万ドル(約220万円)の罰金を命じている。双方に処分を下し今回の乱闘騒動も収束するかと思われたが、AFCの裁定に納得しない済州は「乱闘騒動の原因は浦和」との主張を繰り返し、減刑工作に打って出るようだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/10(土) 12:34
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