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妖精シャラポワ無念の全英欠場 苦渋の決断「また来年会いましょう」

6/11(日) 10:46配信

THE ANSWER

太もも再検査の結果…「残念ながら芝の大会に参加できなくなりました」

 女子テニス元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が10日、ウィンブルドンを含む芝シーズンを全休する方針を発表した。自身のFacebookを更新し、「芝の大会に参加できなくなりました」と投稿。太ももの故障で出場を取りやめるに至ったと明かしている。

【画像】“ロシアの妖精”マリア・シャラポワの歴史的瞬間ギャラリー

 シャラポワは、痛めた太ももの再検査を受けたことを報告し、「残念ながら、予定していた芝の大会に参加できなくなりました」と苦渋の決断を報告。「私の復帰に関して最高のサポートをし、バーミンガムの大会(19日開幕のエイゴン・クラシック)のワイルドカードを与えてくれたLTA(英国テニス協会)に感謝したいです」とつづった。

 ドーピング違反による1年3か月の出場停止処分から復帰したシャラポワは5月のBNLイタリア国際の女子シングル2回戦、ミリヤナ・ルチッチ=バロニ(クロアチア)相手に4-6、6-3、2-1とリードを奪いながら太ももの故障で棄権。6月19日に英・バーミンガムで開幕するエイゴン・クラシックに主催者推薦で参加する予定だったが、ウィンブルドンを含む芝シーズンを全休する方針を発表した。

「来年また会いましょう」とウィンブルドンでの再会を誓い、復帰プランについても言及した。

「私は復帰に向けた努力を続けていきます。私の次の参加予定の大会はスタンフォードになります」

7月のバンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシックでの公式戦復帰を目指す

 出場停止の影響でポイントを失効していたシャラポワは復帰後、主催者推薦枠のワイルドカードでポルシェ・グランプリ(ベスト4)とマドリード・オープン(2回戦敗退)、イタリア国際(2回戦敗退)に参戦するも、全仏オープンは主催者側が特例を認めず不参加。7月のウィンブルドンは、ランキングを178位まで上げたために予選からの参戦が認められていたが、今回の故障で7月30日から行われるバンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシックでの復帰を目指すことになった。

 ドーピング違反から復帰後、ワイルドカードで3大会連続出場した「元祖・妖精」の好待遇に、テニス界から批判が渦巻いていた。元世界ランク5位で「妖精2世」と呼ばれたウージニー・ブシャール(カナダ)は「私はそれ(シャラポワの復帰)が正しいことだとは思わない。彼女はペテン師よ」と一刀両断し、シャラポワも「発言することはないわ。私は格上なんだから」と反撃していた。

もっとも、絶対的な人気を誇るシャラポワは女子ツアーにとっては起爆剤的な存在でもある。2004年以来のウィンブルドン優勝は幻に消えたが、リハビリを乗り越え、再びコートの上で輝く姿を人々も待ち望んでいるだろう。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/11(日) 10:46
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