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自分の子どもがいじめにあったら「夢を持って」逃げること

6/11(日) 20:10配信

ライフハッカー[日本版]

『いじめからは夢を持って逃げましょう! ――「逃げる」は、恥ずかしくない「最高の戦略」』(長野雅弘著、パンローリング)の著者は、数校での15年におよぶ校長職を経て、現在は聖徳大学児童学部教授を務める人物。豊富な現場経験を生かしてこれまでにも多くの著作を残してきましたが、今回は、子を持つ親なら誰でも気になる「いじめ」をテーマにしています。そして、その根底にあるキーワードは、「逃げる」。

そもそも、大きくなってしまったいじめがなくなるのは、非常に稀なケースです。普通は加熱します。だから、「大きくなってしまったいじめはなくならない」という前提に立って、(いじめにあって)苦しんでいるのなら逃げてしまえばいいのです。そのときの大人の役割は、子どもを上手に逃がす手はずを整えてあげることです。これが、大きくなってしまったいじめに対する“正しい”対処法のひとつです。逃げることさえできれば、あとで再起することは難しいことではありません。(「序章」より)

子どもがいじめにあって苦しんでいるのであれば、「夢を持って逃げる」という選択肢も“あり”だという考え方。夢を持って逃げることは恥ではなく、立派な戦法のひとつだというのです。しかも、とても役に立つ戦法といえるのだとか。

では親として、具体的にどうすればいいのでしょうか? まずは第4章「親はいじめに対して何ができるのか」を見てみたいと思います。

自分の子どもは自分たちで守る

学校がいじめを認めていたり、いじめに対して「なんとかしよう」と考えている先生が存在していることは事実。しかし残念ながら、いじめ対策を十分に行なっているとはいえない学校があることもまた事実なのだと著者は指摘しています。隠蔽体質がまだまだ浸透していて、小さな芽のうちに摘み取ることのできない学校もあるというのです。

だとすれば、親がしっかり対策していかなければならないということになります。「学校がなんとかしてくれるはずだ」と思っているようでは不十分。学校に任せても、いじめられている子のことを親身になって考えてはもらえないと思っておいたほうがいいことすらあるというのです。なぜなら、隠すことやもみ消すことには力を使っても、被害者を助けることは二の次になることがあるから。

もちろん先生がすべて悪いわけではありませんが、苦しんでいるいじめ被害者がいるのは事実なのだから、親にも出番があるということです。「子どものいざこざ(喧嘩)に親が出るなんて」という風潮がありますが、いじめは単なるいざこざではないと著者は主張します。それどころか立派な犯罪になるケースもあるからこそ、大人がしかるべき対処をしなければいけないというのです。(98ページより)

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