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楽天・岸が広島戦で挑戦していた全球団勝利記録。後続打たれ、記録は来年以降に持ち越し

6/11(日) 18:25配信

ベースボールチャンネル

 東北楽天ゴールデンイーグルスの岸孝之投手は、11日に本拠地・Koboパーク宮城で行われた広島東洋カープ戦に先発登板。通算0勝7敗と苦手としている広島戦だったが、この日は7回を129球で6安打、5奪三振、2四球、2失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板していた。

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 降板後、岸は以下のように話した。

「調子はまあまあでした。いつも通りの7回2失点ですね。今日はみんなのバックアップに助けられました。何とか粘りながら試合は作れたと思います。あとはチームが勝つように応援したいと思います」

 しかし、8回に2番手・ハーマンが同点打を浴びてしまい、またしても岸は広島戦で白星を記録することは出来なかった。なお、その後の8回に楽天は藤田の適時打で1点を勝ち越し、チームは4-3で勝利しカード勝ち越しを飾った。

 この試合は、岸の全球団勝利記録がかかる試合となっていた。5月7日に古巣の西武から白星をマークし、残るは苦手としている広島戦のみで、白星をあげればNPB史上18人目となる記録達成であった。

 現在、NPBでは17名がこの記録を達成している。交流戦が始まる前に12球団から白星を上げたのは、野村収・古賀正明・武田一浩の3名のみで、楽天・近鉄を含む13球団から勝利を記録したのは、工藤公康・杉内俊哉・寺原隼人の3名だけとなっている。

 交流戦が始まってからは達成者が14名と5倍近くに増加した。しかし、同一リーグのみに所属してこの記録を達成したのはロッテの涌井秀章のみであり、岸が達成となれば史上2人目の快挙であった。

 現在、この記録に王手をかけているのは岸とヤクルト・成瀬善久の2名だ。岸は広島、成瀬は古巣・ロッテから白星を上げれば記録達成となる。

 また、今年FAで巨人に移籍した山口俊も、古巣・DeNAから白星を上げる機会が生じたため、今後の記録達成に期待がかかる。

 これまで、江夏豊・吉見祐治・清水直行・小林宏之・下柳剛・帆足和幸といった投手が残り1球団を目前に記録を達成できなかった。

 果たして、岸は来季以降に鬼門の広島戦で白星を上げ、記録を達成することはできるだろうか。

ベースボールチャンネル編集部