ここから本文です

高橋由伸監督「言葉の無策」際立つ 監督の資質欠落の指摘

6/12(月) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 巨人が、42年ぶりに長嶋茂雄・終身名誉監督の就任1年目に作った最多連敗記録を更新した。ここで目立つのが、高橋由伸監督による「鼓舞する言葉」のなさである。

〈勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし〉──名将・野村克也氏の有名すぎる至言だ。球団ワースト記録を更新した巨人のドロ沼連敗にも、「不思議」はない。

 10連敗を喫した後の移動日となった6月5日、よみうりランド(川崎市)にあるジャイアンツ球場に、主力選手の姿はほぼなかった。

「翌日負ければ球団ワーストの連敗記録に並ぶという状況ですから、休日返上で練習する選手たちがいておかしくない状況なのに、姿を見せたのはエース・菅野(智之、27)とマイコラス(28)、控えの内野手・辻(東倫、22)くらい。チームが絶不調だからこそレギュラーを奪ってやろうという若手のアピールもない。言葉少なにうつむくばかりの(高橋)由伸監督の覇気のなさが、そのままチーム全体に投影されているようです」(巨人担当記者)

 連敗街道を突き進むなかで、由伸監督の表情はただただ暗くなるばかり。怒りを露わにすることもなければ、悔しさが滲み出るわけでもない。それは連敗中の試合後インタビューの言葉を振り返るとよくわかる。

 8連敗目(6月2日)のオリックス戦後、打順変更で1番に坂本勇人(28)を起用したことを聞かれ、「必死に流れを変えようとしてくれた。みんな必死にやってくれたと思います」と答えるのみ。坂本はこの日、6打数3安打と気を吐いたが、それをどう評価したのかもわからない。

 翌日の9連敗目は先発・田口麗斗(21)が1回表に4失点。珍しく制球を乱したことにも「常にいいなんていうことは、なかなか難しいでしょう」とまるで他人事だった。10連敗後と11連敗後の談話に至っては、

「点を取っても取られたり、相手を抑えても取れなかったり、なかなかうまくいきませんね」
「相手があることなので、なかなかうまくいかない」

1/2ページ