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「ザ・リラクス」の在庫を持たない路面店 新たなビジネスモデルへの挑戦

6/12(月) 22:00配信

WWD JAPAN.com

 「ザ・リラクス(THE RERACS)」は6月30日、初の路面店「ザ・リラクス フィッティングハウス(THE RERACS FITTING HOUSE)」を東京・神宮前にオープンする。場所は1964年の東京オリンピックのために建てられたデザイナーズマンションで、明治通りに面したビラ・ビアンカの2階。店舗面積約150平方メートルの広々とした内装デザインは同ブランドのPRやメンズのディレクションを手がけるアルファ(alpha)の南貴之が監修した。

 “フィッティングハウス”の店名通り、同店は店頭では在庫を持たないショールーミングストアだ。メンズとウィメンズの全商品をラインアップし、来店客が試着して気に入ったアイテムを店頭のiPadか、手持ちのスマートフォンから注文するシステム。商品は後日指定の住所へ届ける(希望によっては店頭での商品受け取りも可能)。販売員を“ショッププレス”と呼び、一般客向けのPRとショールームとしての機能を重視する。秋冬商品の場合、6~10月中旬を受注期間とし、7月末~12月(商品によって異なる)がすぐ買える通常販売期間。路面店ではセールを行わない。

 「ザ・リラクス」は2010年にスタート。素材から縫製までの全て工程をメード・イン・ジャパンにこだわり、生地やボタンなどの付属品をオリジナルで製作しているのが特徴だ。現在ウィメンズで約60社、メンズで30社の約90アカウントの卸先を持ち、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やビームス(BEAMS)、伊勢丹など有力店、地方の個店での取り扱いがある。

 なぜショールミングストアという形態で初の路面店を開くのか、デザイナーの倉橋直実とディレクターの倉橋直行ザ・リラクス社長に聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):初の直営店を開こうと思ったきっかけは?

倉橋直実「ザ・リラクス」デザイナー(以下、直実):ブランドをスタートして7年が経ち、セレクトショップや百貨店、自社ECで販売してきました。フィッティングハウスは弊社の倉橋(直行・社長)がもともとアパレルメーカーに勤めていた14年前から構想していた店舗形態で、それを「ザ・リラクス」で実現したいと思っていました。

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最終更新:7/3(月) 17:57
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