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AR、Siri、Apple Pay、「iOS 11」はどう進化する?

6/12(月) 6:30配信

@DIME

Appleから新たなモバイルOS、『iOS 11』が発表された。iPhoneとiPad向けの無料ソフトウェアアップデートは、今秋から提供される予定だ。

『iOS 11』は、iPadにとってこれまでで最大のソフトウェアリリースで、パワフルなマルチタスキング機能、ファイルアプリケーション、Apple Pencilの新しい使い方などが含まれている。これにより、十何億台というiOSデバイスでAR(Augmented Reality:拡張現実)が実現し、デベロッパは新しいプラットフォームを使って、現実の風景上にバーチャルコンテンツを重ねて表示するアプリケーションの開発ができるようになる。CoreMLによるデバイス上の機械学習機能によって、予測能力や学習能力を備えた、よりインテリジェントなアプリケーションも簡単に開発が可能になるという。

さらに、Apple Payでの友達間の送金が可能になるほか、運転中の「おやすみモード」、さらに賢くなって新しい声が追加されたSiri、写真とカメラのプロ向けの新機能などもプラス。『iOS 11』のデベロッパ向けプレビューは、先日より提供が開始された。

Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、クレイグ・フェデリギ氏は、今回の発表に関して次のようにコメントしている。
「iOS 11によって世界最大のARプラットフォームが実現します。デベロッパの皆さんは、本日より提供されるデベロッパ向けのプレビューで、、iPhoneとiPadの十何億人ものユーザーのために、ARKitを使ってAR体験を作り出すことができます。iOS 11は、iPadでできることを最大限に活かせるパワフルなアプリケーション機能をiPadユーザーに提供します。多数の新機能に加え、iPhoneとiPadのユーザーが毎日使っているiOSアプリケーションにも驚くようなアップデートが追加されています」

『iOS 11』によって、iPadのマルチタスキングがさらにパワフルになる。カスタマイズ可能な新しいDockを使えば、どの画面からでも、よく使うアプリケーションや書類にすばやくアクセスできるほか、Appスイッチャーのデザインが一新され、Split View、とSlide Overを使って、開いているアプリケーションを簡単に切り替えることができる。新しいファイルアプリケーションでは、デバイス上、iCloud Drive、BoxやDropboxなど、どこにファイルを保存してあっても、すべてのファイルを一つの場所にまとめておくことができる。

また、システム間でドラッグ&ドロップが使えるようになり、画像やテキストの移動もこれまで以上に簡単になるという。Apple PencilとiPadとの連携もさらに密接になり、インライン描画がサポートされるようになったほか、新しいインスタントメモは、Apple Pencilでロック画面をタップするだけで開くことができるようになる。

Appleが開発した新しいプラットフォームを使えば、デベロッパは、iOSデバイスの内蔵カメラ、パワフルなプロセッサとモーションセンサーを使って、iPhoneとiPadのユーザーに高品質なAR体験を提供することが可能。ARKitを使えば、最新のコンピュータビジョン技術を活用して、現実の風景上に詳細で魅力的なバーチャルコンテンツを重ねて、インタラクティブなゲーム、夢中になるようなショッピング体験、工業デザインを開発できる。

Siriは、36か国で3億7500万台以上のデバイスで利用されている、世界で最も人気のあるパーソナルアシスタントだ。新しく追加された男性と女性の声は、さらに自然で表現力が豊かになっており、機械学習と人工知能における最先端の技術に基づいて、話し方のイントネーション、ピッチ、強調、速度が調整されるほか、英語の単語や語句を中国語、ランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に翻訳することもできる。音声面の機能拡張だけでなく、デバイス上の学習機能を使って、よりパーソナルな体験を提供し、Safari、News、メール、メッセージなどの個人の使い方に基づいた提案をする機能が追加された。

『iOS 11』では、光学式手ぶれ補正、True Toneフラッシュ、HDRを使って縦向きの写真を撮影できるようになり、だれでもプロのような写真が撮れる。またLive Photosもさらに表現豊かになり、新しく追加されたループエフェクトとバウンスエフェクトを使って繰り返し再生するビデオループを作ったり、長時間露光で 時間と動きを捕えることも可能だ。写真アプリケーションでは、メモリーのムービーを縦向きでも横向きでも再生できるよう最適化されているほか、ペットや誕生日の写真など、さらに多くのメモリーが自動的に作成されるようになっている。

Apple Payのユーザーは、友人や家族との間で個人間決済の支払いと受け取りをすばやく簡単に、安全に行なえる。Walletに登録してあるクレジットカードやデビットカードを使って、メッセージで送金したり、Siriに送金を頼んだりすることも可能だ。支払いを受けると、新しいApple Pay Cashアカウントに入金。アカウント内の金額はすぐに利用でき、ほかの人に瞬時に送金したり、店舗やアプリケーション内でApple Payを使って買い物をしたり、銀行口座に振り替えたりすることができる。

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:6/12(月) 6:30
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