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マインドフルネス、レジリエンス、アンガーマネジメント、あなたの気になるストレス解消法は?

6/12(月) 7:10配信

@DIME

ゴールデンウィークが終わってから、5月、6月のこの時期は、新しい環境のもと張り詰めていた緊張がプツンと切れてやる気がでなかったり、疲れがドッと溜まってきたりと、ストレスを感じやすくなるタイミングでもある。インテージは、生活者がふだんどのようなストレスにさらされているのか、そんな時にどのように対処し、ストレスを解消しているのか、その実態を探るべく20~50代の男女を対象に意識調査を実施した。

【グラフ】マインドフルネス、レジリエンス、アンガーマネジメント、あなたの気になるストレス解消法は?

■高ストレス社会を反映!8割強の人が毎週何かしらのストレスを感じながら生活

まずは、みなさんに日々の生活の中でどのくらいの頻度でストレスを感じているかを聞いた。すると「ほぼ毎日」ストレスを感じている人は32.4%で、「週に1回程度」まで含めると82.9% にものぼり、実に8割強の人が毎週何かしらのストレスを感じながら生活をしていることがわかった。また、性年代別にみると、「ほぼ毎日」ストレスを感じている人の割合は、女性30代で41.1%、女性40代で39.0%と他に比べて高く、ストレスフルな生活を送っていることが判明した。

■ライフステージの変化も要因か。30代女性は悩みが尽きない!?

それでは、みなさん一体何にストレスを感じているのだろうか。ストレスの原因について聞いた。すると、男性では、「仕事の内容」(43.4%)、「職場の人間関係」(38.4%)、「自分自身の将来のこと」(31.5%)などが上位にあがり、仕事面でストレスを抱えている人が多い様子がうかがえ、女性では、プライベート面の「家計に関すること」(37.0%)、「職場の人間関係」(34.2%)、「家事に関すること」(32.7%)など、プライベート面のストレスも上位にあがっている。

男性の仕事面でのストレスは、特に30代で高く、「仕事の内容」「仕事の量」や「雇用形態・給与などの勤務条件」など現状へのストレスに加え、「自分自身の将来」などこれからの行く末についての不安もストレス要因になっているようだ。一方で、女性のプライベート面でのストレスは、「家計」「家事」など家庭全般から、家族や親族との「人間関係」、「自分の体調管理・栄養管理」まで多岐にわたっている。ストレス頻度の高い30代女性では、「育児」「ダイエット」(いずれも女性全体ではTOP10圏外)がそれぞれ40.4%、27.6%と高く特徴的な上、「家事」「職場の人間関係」なども他の年代に比べて高い傾向が見られ、複数のストレスを抱えている様子がうかがえる。

■ストレスを感じやすい時期は?実は5月、8月もストレスフル!

つづいて、ストレスを感じる時期について聞いた。すると、年の変わり目である「12月」(37.0%)、「1月」(31.1%)と、年度替わりである「3月」(35.5%)、「4月」(33.8%)が高い結果となったが、それに次いで「5月」(30.6%)と「8月」(30.2%)も高くなった。その理由を聞いてみたところ、5月は、いわゆる“五月病”といわれる「新環境適応へのストレス」のほか、「季節変化や花粉症による体調への影響」や「ゴールデンウィーク疲れ」、各種税金の「出費」などの声があがった。また、8月は、「暑くて過ごしにくい」という理由が目立ったが、「夏休みに入り子どもが家に居ることで、家事が増える」という理由も散見され、興味深い結果となった。

■ストレス解消上手なのは20代女性?解消方法は多いほど、ストレス発散を実感

では、みなさん日々溜まるストレスをどのように解消しているのだろうか。まず、「うまくストレス発散できているか」について聞いた。すると、「とてもそう思う」「そう思う」と答えた人の割合は全体で28.3%と、うまく発散できている人はあまり多くはないことがわかった。

つぎに、具体的な対処法について聞いてみると、男性では、「十分に寝る」についで、「運動・スポーツ」、「お酒を飲む」、「音楽を聴く」が高く、趣味として夢中になれるものをみつけストレス発散をする傾向があることが見てとれる。「お酒」は年代が上がるにつれ高く、ストレス解消のカンフル剤として一役を担っているようだ。また、女性に比べ男性ではあまり高くない「甘いものを食べる」が20代では高く、特徴的。一方女性では、「甘いものを食べる」についで、「友人とおしゃべりする」、「ショッピングをする」などが高く、好きなものを食べ、好きなことをしてストレスを上手にコントロールするほか、ショッピングやおしゃべりに興じるなど、全般的に意欲的にストレスを吹き飛ばしているような印象を受ける。

「ストレス解消法の数』について見てみると、全体平均3.8個に対し、女性は4.5個、特に女性20代は5.6個と他に比べて多く、解消法を多く持っていることがわかる。

最近よく聞かれる言葉に、「ストレスコーピング」がある。これは、ストレスにうまく対処することを意味し、ストレス要因を取り除くこと、自分自身の考え方を変えることなどが含まれるが、ストレス解消法もそのひとつ。一般的に、ストレスの対処法(コーピング)は、バリエーションを多く持つのがよいとされているが、実際のところはどうなのだろうか。「ストレス解消法の数」と、「うまくストレス発散できているか」の関係性をさぐってみた。すると、ストレス解消法の数が「7個以上」ある人は「0個」の人に比べ、「とてもそう思う+そう思う」の割合が17ポイント高く、多くのストレス解消法を持っている人ほど「うまくストレス発散できている」と実感している傾向にあることがわかった。女性20代は、ストレス解消法の数が多く、上手にストレス発散ができているといえそうだ。ストレスを抱えている人は、これを機にぜひ、いろいろな方法を試してみてはいかがだろうか。

■女性は、食、ファッション、美容など幅広いカテゴリでストレス消費

つぎに、ストレス解消法の中でも特に「消費」にフォーカスして、その実態を探った。前項ではストレス解消法として、「買い物」「お酒」などがあがったが、この様にストレス解消のためにお金を費やす経験をしたことがあるか聞いた。すると、ストレス消費の「経験がある」は、全体で81.8%、特に女性では88.5%と多いことがわかった。

では、みなさん一体どんなもの・ことにお金を費やすのだろうか。男女別にみると、男性では、「ソフトドリンク」「お酒」「デザート・スイーツ/アイス」などが高く、前項のストレス解消法でも見たとおり、「お酒」は上の年代ほど、「デザート・スイーツ/アイス」は20代で高くなっている。加えて、「スナック菓子」が若いほど高く、「温泉・スパ」は40代・50代で高い傾向も見られる。一方、女性は、「デザート・スイーツ/アイス」、「ファッション」「ソフトドリンク」などは年代に関わらず高く、また20代・30代では「スナック菓子」「美容・コスメ・化粧品」なども高く多岐にわたっている。“ストレス消費”は男女ともに多くの人が経験している一方で、限定的なカテゴリで消費している男性と、幅広いカテゴリで消費している女性という、男女で異なる興味深い結果となった。

■現状、ストレス対処法は情報収集していないが、今後の知識習得には前向き

「ストレスチェック制度」が導入されるなど、「ストレスへの対処法」が多くの人の関心事となっている。昨今では、テレビ番組で特集が組まれたり、本屋やコンビニで関連本を目にする機会も増えているが、一体どれくらいの人がストレス関連情報に触れているのだろうか。また、ストレス対処にどのくらい関心があるのだろうか。

まずは、情報接触経験について聞いた。すると、直近1年以内に「ネットで対処法などを調べた」人は、全体で18.4%と、あまり高くはない結果となった。ただ、女性20代では27.9%と高く、ストレス対処への関心が比較的高いことがうかがえる。

次に、「マインドフルネス」(瞑想やその他の訓練を通じて行なう、自分の身体や気持ちの状態に気が付く力を育むエクササイズ)、「レジリエンス」(心の復元力))、「アンガーマネジメント」(怒りを管理する力)など、ストレス対処に関連するワードについて、認知状況や実践経験、意向を聞いた。その結果、認知率は「マインドフルネス」(15.8%)、「レジリエンス」(8.4%)、「アンガーマネジメント」(19.3%)で、高いとは言えない結果となった。また、それらを知っている人に対して、実践経験を聞いてみると、経験者はさらにその中の10~20%程度にとどまった。「アンガーマネジメント」については、実践経験者に占める継続意向者の割合が比較的高く、実践によって何かしらの効果を得られているのではないかと推察できる。

最後に、「今後、ストレスやその対処法について知識をつけたい」と思うかを聞いた。すると、「知識をつけたいと思う」は、全体で47.2%という結果となった。男女別では、男性43.8%に比べ、女性は50.6%と高く、知識をつけることに、より前向きな姿勢であることがうかがえる。

以上の結果から、日々ストレスにさらされながらも、その対処法についてはあまり情報収集ができていない一方で、「ストレス対処法の知識をつけたい」という思いは約半数の人がもっており、そのような人のためにも、さらなる情報の発信が必要であることをあらためて感じる結果となった。

「ストレス社会」と呼ばれることもある現代、多くの人がストレス抱えている実態をあらためて実感する結果となった。このようなストレス社会の中で生き抜いていくためには、社会全体が改善に取り組むことなども大切だが、自らがストレスを溜めずに解消する努力をすることも、とても重要。今回の調査からは、ストレス解消法が多いほど、うまくストレス発散ができていることも確認することができた。今、ストレスを抱えている人は、これを機に、自分に合ったストレス解消法を探してみてはいかがだろうか。

文/編集部

@DIME編集部

最終更新:6/12(月) 7:10
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