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全盛期を超える全盛期 ナダル全仏V10、数字で見る“帝王”の「魔法のような」強さ

6/12(月) 11:23配信

THE ANSWER

「15」「35」「43」…史上初の「ラ・デシマ」、データで見る「赤土の帝王」

 テニスの全仏オープンは11日、男子シングルス決勝が行われ、ラファエル・ナダル(スペイン)がスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3、6-1で破り、大会史上最多となる10度目の優勝。前人未到の大記録を果たし、ATP公式サイトも「ラ・デシマ」(スペイン語で10度目のタイトル獲得)と称え、数字で偉大さを列記している。

【動画】赤土にダイブ&感動の大の字…大会公式ツイッターが紹介したナダルの歴史的「ラ・デシマ」の瞬間

 ナダルは絶好調だった今季のクレーコートシーズンを象徴するかのような圧勝劇を披露。ストレートで難敵ワウリンカを退け、ローラン・ギャロスを制した。勝利の瞬間、ナダルは仰向けにコートに倒れ込み、大の字になって歓喜を表現。全身を赤土まみれにして、至福の時間に酔いしれた。

 今大会で最新の世界ランキングも4位から2位に浮上。記事によると、記録から見ても圧倒的な数字を残している。まずは四大大会での同一大会通算優勝回数だ。全仏10度の優勝は男子最多、女子ではマーガレット・コート(オーストラリア)が1960年代から70年代にかけて記録した全豪11度がある。

 また、男子の通算四大大会優勝数も、単独2位に浮上したことを紹介している。

18勝 ロジャー・フェデラー(スイス)
15勝 ラファエル・ナダル(スペイン)
14勝 ピート・サンプラス(米国)
12勝 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
12勝 ロイ・エマーソン(オーストラリア)
11勝 ビヨン・ボルグ(スウェーデン)
11勝 ロッド・レーバー(オーストラリア)

 永遠の宿敵フェデラーと3勝差に再び迫り、近年、最強の座を欲しいままにしていたジョコビッチを引き離している。

落としたゲーム数「35」…「この大会で起きた全てが魔法のようなもの」

 完璧な試合運びを見せた今大会を印象づけるのは、落としたゲーム数「35」だ。

 記事によると、1978年全仏を制したビヨン・ボルグの「32」にこそ及ばなかったが、ナダルの全盛期だった2008年の「41」を上回った。まさに、全盛期を超える全盛期に位置していることを証明している。

 また、今年に入ってからのツアー勝利数でも際立っており、43勝6敗の数字を残していることを記事では紹介。これはドミニク・ティエム(オーストリア)の34勝13敗を大きく上回っているという。

 5連覇を果たした2014年以来、3年ぶりの制覇となったナダルは試合後、「このトーナメントで起きた全てが、まさに魔法のようなものだった。この上なく幸せに感じている」と語ったという。

 “赤土の帝王”の強さは、数字から見ても納得のものだった。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:6/12(月) 11:23
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