ここから本文です

女性は男性より強いことが生物学的に証明される

6/12(月) 20:01配信

ハーパーズ バザー・オンライン

女性のほうが男性より“たくましい”ことが科学的にはっきりした。
長らく女性のほうが弱い性だという神話があったが、女性のほうが男性よりサバイバルするチャンスが高い。しかもそれは後天的なものではなく、生まれながらに持っているものだとイギリスの『The Guardian』紙がレポートしている。

男性より女性のほうが長生きするという説について調査を行った

老化に関する世界的な専門家でアラバマ大学生物学部長のスティーブン・オースタッド氏は、女性のほうが男性より長生きするという有名な説について、2年間調査を行った。そして、歴史上世界の至るところで、女性のほうが男性より5~6年長生きしていることを発見。女性のほうが「よりたくましい。どんな時代でも、女性のほうが生き延びているのです」と言う。

統計によると、まったく同じケアを受けていても、新生児の男児は女児より死亡する危険性が10%高い。なぜそうなるのかについてはまだ不明だが、2014年にアデレード大学の科学者が発表した論文では、母親のプラセンタ(胎盤)が、赤ちゃんの性別によって、妊娠の維持や感染に対する免疫を向上させることに異なる働きをしている可能性があることを示唆している。

また、オーステッド氏は2010年に、アメリカの女性はガンや心臓病などを含めた死亡の15の主要因のうち12で死亡している人が男性より少ないことも指摘。唯一の例外はアルツハイマーで、女性のほうが亡くなっている人が多かった。
「調査を開始すると、ほとんどの主要な死亡要因に対し、女性のほうが抵抗力があることがわかったのです」
風邪や咳など、よくある症状についても、女性のほうが免疫力があるという。
「さまざまに異なるタイプの感染を見てみても、女性のほうが免疫反応が頑強なのです」と言うのは、ジョージタウン大学の「性別による健康、老化、病気に関する研究センター」のディレクター、キャスリン・サンドバーグ氏。「ひどい感染病でも、女性のほうが生き延びる率が高い。感染期間を見ても、女性のほうが素早く反応します」とのこと。

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ハーパーズ バザー

ハースト婦人画報社

2017年9月号
2017年7月20日発売

定価:700円

1867年にNYで誕生した世界初の女性
ファッション誌『ハーパーズ バザー』。
厳選された情報を美しいビジュアルと
ともに発信しています。