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超新星出現で社会現象なるか、将棋関連株に先回り

6/12(月) 18:51配信

会社四季報オンライン

 将棋のプロにスーパールーキーが登場した。史上4人目となる14歳中学生プロ棋士、藤井聡太四段だ。

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 2016年12月の元祖中学生プロ棋士・加藤一二三(76)九段とのデビュー戦は、両者の年齢差が62歳という公式戦で最も離れた対戦ということもあり、報道陣が詰めかけ話題となった。藤井四段はその後もプロ公式戦で勝利を積み重ね、6月7日にデビューからの連勝を23とし、羽生善治三冠ら3人の持つ22連勝記録を抜いて歴代3位となった。10日には連勝を25とし、連勝記録トップの28連勝まであと3に迫っている。

 連勝記録が伸びるにつれ、ニュースの扱いが大きくなり、これまで将棋に関心を持っていなかった人が将棋に興味を持ち始めている。

 このまま藤井聡太四段の快進撃が続けば、1996年に羽生善治三冠が全タイトルを独占し、社会現象となった「羽生フィーバー」の再来があるかもしれない。「社会現象」となれば、関連銘柄が物色の矛先が向かう可能性もある。そこで今回は、上場銘柄の中に将棋関連株がないかを調べてみた。

 テーマで銘柄を見る場合、関連した売り上げが業績にどの程度インパクトを与えるのかが重要。そういった面では「将棋」は小粒なテーマなのかもしれない。

 将棋といえば、将棋界で最も伝統のあるタイトル「名人」を保持する佐藤天彦名人と将棋ソフト「PONANZA」が対戦した5月の電王戦も注目を集めた。結果は将棋ソフト「PONANZA」が人間代表の佐藤名人に2連勝して勝利。囲碁においてもGoogle子会社が開発した「アルファ碁」が「世界最強」の中国人棋士柯潔九段に3連勝を収め、話題となった。

 以前は人間代表が優位だっただけに、「PONANZA」「アルファ碁」の勝利はAI(人工知能)の技術進歩を世に知らしめた。進歩の主役は、人間のようにAIが学習する「深層学習(ディープラーニング)」。アルファ碁で一躍有名となった、この深層学習を活用して今後もAI技術は進歩が続くことは間違いない。

 すでにAI関連株は過去に何度か動意づいているが、今後も物色の矛先が向かうことが予想される。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

太田 直人

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