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すでに完売も ソニーの「2万円おもちゃ」は何がスゴい?

6/12(月) 12:00配信

日経トレンディネット

 2017年6月1日、ソニーは「東京おもちゃショー2017」で新商品発表会を開催し、新機軸の体感型トイ・プラットフォーム「toio(トイオ)」(2017年12月1日発売、市場推定価格は2万円)を発表した。

【関連画像】リング型のコントローラーには、上下左右に動くジョグと操作ボタンを搭載。加速度センサーを内蔵し、振ってキューブを操作することもできる

 toioは、スマートウォッチ「wena wrist」や電子ペーパーを使ったリモコン「HUIS」、デザインを自由に変更できる腕時計「FES Watch」などと同様に、同社の新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program:通称SAP)を通じて生まれた製品だ。

 ソニーSAPのECサイト「First Flight」では6月1日から先行予約販売をスタートしている。ここではすでに、お得な初回限定版だけでなく、通常版の一部も完売するほどの注目を浴びている。

パソコン不要で遊べるおもちゃ

 toioは、それ単体で遊ぶというよりは、他の玩具や工作などと組み合わせることで遊びの幅を広げられるハイテクおもちゃ。子どもの創意工夫次第でいろいろな楽しみ方ができるため、ジャンルとしては「知育玩具」に近いといえる。

 基本構成は、本体の「toioコンソール」に加えて、モーターを内蔵する「toioコア キューブ」と、キューブをユーザーが操作できるコントローラー「toioリング」が2台ずつセット。さらに、別売りの対応タイトルに付属する「カートリッジ」がキーアイテムとなる。カートリッジにはキューブの動きを自動制御するプログラムが入っており、このカートリッジをコンソールに挿すことで、2台のキューブが連動して動いたり、お互いを認識しつつも別々に独立して動いたりできるようになる。

 他の玩具や工作を組み合わせる知育玩具という点では、ソニーからはすでにロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」や、ブロック形状の電子タグ「MESH(メッシュ)」などが発売されている。

 ただ、この2つとtoioが大きく違うのは、動きを制御するプログラムを自分で作る必要がないということ。プログラムはカートリッジで提供されるため自由度こそ多少の制限は受けるが、パソコンやタブレット端末などは必要なく、子どもだけでも簡単に遊べる点はシンプルで分かりやすい。

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