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あの頃これが欲しかった!任天堂が作った世界初の完全立体映像ゲーム機『VIRTUAL BOY』

6/13(火) 6:30配信

@DIME

子供達の間では、一人一台だけではなく、人によっては何台も持っている「ゲーム機」。

据え置き型のテレビゲーム機だけでなく、今や携帯型のゲーム機が大人気です。

【写真】あの頃これが欲しかった!任天堂が作った世界初の完全立体映像ゲーム機『VIRTUAL BOY』

例えば「PlayStation Portable(プレイステーション・ポータブル)」や…。

「ニンテンドー3DS」などが挙げられます。

特に「持ち歩く、響きあう、毎日が新しい。」というコンセプトで作られたニンテンドー3DSは、裸眼3Dディスプレイ(3次元映像を表示する装置)を搭載する事で、専用メガネを着用する事無しに立体映像のゲームを楽しむ事が出来るゲーム機です。

更にパソコンやスマートフォンの世界では、ヘッドマウントディスプレイ (頭部に装着するディスプレイ装置)による、バーチャルリアリティ(オリジナルでは無い環境を、理工学的に作り出す技術。仮想現実とも言う。)による3D立体映像ゲームは大人気です。

そんな人気の3D立体映像ゲームではありますが、今から遥か22年前に、時代を先取りした3Dゲーム機が登場した事を覚えていますしょうか…。

1995年に登場した、その完全立体映像ゲーム機こそが、任天堂が発売したバーチャルボーイ(VIRTUAL BOY)なのです!

バーチャルボーイは、ゴーグルタイプのディスプレイを覗き込む事により、左右の目に異なる映像を表示する「視差」の仕組みを利用した、立体画像を楽しむ事が出来るゲーム機です。

筐体は、今でいう簡易なヘッドマウントディスプレイに近い作りではありますが、これを頭部に装着するのではなく、二脚(三脚ではありません。)で自立した本体を、ゲームをプレイするユーザーがわざわざ頭を寄せて覗き込む、という仕組みになっています。

ゲームソフトとしては、「マリオズテニス」(テニスゲーム)に…。

「ギャラクティックピンボール」(ピンボールゲーム)…。

「テレロボクサー」(ボクシングゲーム)に…。

「マリオクラッシュ」(アクションゲーム)といった立体感溢れるゲームが同時発売されました。

バーチャルボーイ本体は電池で稼働出来る為(ACで起動させる事も可能)、お出かけ先でのプレイも可能と言えば可能でしたが、その個性的なプレイスタイルから、本体を据え置く場所が必ず必要という、一風変わったゲーム機でありました。

しかも、プレイする本人しかゲーム映像を見る事が出来ない為、傍から見ると、ちょっと異様な光景だったかもしれません。イマドキのゲームの様に、友達と対戦ゲームをする事もなかなか難しかった様です。

バーチャルボーイ発売当時は、まだ家庭用ゲーム機として、立体映像をフルカラーで表示させる商品として製造販売する事が難しかった為、画面の表示色は赤黒の2色だけでした。

その為か、しばらくプレイしていると目が疲れてチカチカする人も居た様です。

ゲーム機自体にも、長時間のゲームで目が悪くならない様に、連続で30分ゲームをプレイすると、「AUTO PAUSE」機能により15分の休憩を促される機能が内蔵されていた程です。

ゲームしすぎると目が疲れてしまうというのは、広く普及させたいゲーム機としては、ちょっとデメリットだったかもしれません。

筆者もバーチャルボーイ発売当初、その斬新なゲームシステムに驚き、とても欲しいと思いました。しかし気が付いたらすぐにオモチャ屋から姿を消し、買うことが出来なくなってしまいました。当時はさほど気に留めていなかったのですが、実はこういった事情があったのですね。

その後「NINTENDO64」や…。

「ニンテンドーゲームキューブ」が発売されたので、そちらの方に興味が行ってしまって、最近までその存在を忘れていました。(!)

そんな訳で、あまり人気が出る事無く終わってしまったバーチャルボーイですが、現在、オークションでは、まだかなりの高額で取引される事もある様です。

昔を懐かしがる人は結構多いのかもしれませんね。

バーチャルボーイのスペックは以下の通りです。

CPU:カスタムV810(20MHz)
RAM:1MB
SRAM:512KB
画面:4階調モノクロ、384×224ドット
サウンド:16ビットステレオ
電源:単3電池

あの頃これが欲しかった!世界で初めての!完全立体映像ゲーム機「バーチャルボーイ(VIRTUAL BOY)」。
立体視ゲーム機のデジタルガジェットの先駆けとして今でも燦然と輝いているのです…。

※記事中の情報は、記事執筆調査時点のものとなります。
※本記事は、あくまでも筆者の微かな記憶と主観に基づき、飛躍した表現によるエッセイであり、特定メーカーや機種等を貶める意図はございません。

文/FURU

@DIME編集部

最終更新:6/13(火) 6:30
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