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Facebookのミッドロール広告、一体どれだけ儲かるか?:「成功とも失敗ともいい切れない」

6/13(火) 12:10配信

DIGIDAY[日本版]

Facebookがパブリッシャーの動画に広告を挿入しはじめてから3カ月、利用者たちは、規模が大きければ、そこに収益が生まれると見ている。

Facebookのミッドロール広告ベータテストに参加している動画パブリッシャー4社は、このプロダクトがいくらか収益を上げているといい、そのうち3社は、すでにFacebookのおすすめ動画プロダクトから上げている収益に匹敵、またはそれを上回っているという(おすすめ動画は、推奨動画と動画のあいだに広告を挿入することによって、動画所有者が同プラットフォーム上で収益を上げることをサポートするためにFacebookが行った最初の試みのひとつだ)。

「おすすめ動画と同程度であり、突出して収益を上げているとはいえない。Facebookがこの理由を十分に認識しているとは思えないが、失敗ともいい切れない。それは機能はしているが、効果が表れるのはゆっくりだ」と、そのうちの1社のパブリッシャーの情報筋は述べた。

量を必要とするFacebook

別のパブリッシャーの情報筋は、もっと詳しい内容を提供してくれた。このパブリッシャーの動画うちひとつが、Facebookで2400万(3秒間)の動画再生回数を記録し、これまでに1万1000ドル(約120万円)の収益がもたらされている。これはFacebookの取り分45%を差し引いたあとの数字だ。YouTubeのプレロール広告で同じ金額を得るには、パブリッシャーはYouTube動画で150万から200万の動画再生回数を達成するだけで済むと、その情報筋はいう。ただし、YouTubeよりもFacebookでのほうが再生回数を拡大するのは、はるかに簡単だということは知っておくべきだろう。

「Facebookに欠けているのはCPMのネット値に関してであり、量に関して彼らは細工をしている」と、このパブリッシャーのエグゼクティブは述べている。

別のパブリッシャーのエグゼクティブは、この意見に賛同している。Facebookのミッドロール広告からの収益化はまだ大きく成功していないが、オーディエンスとアウトプットの両方で十分な規模があれば、収益もそこそこ生まれてくる。これは、パブリッシャーたちがオンデマンド動画のミッドロール広告へ主に重点を置いている理由にもなっている。というのも、ライブ動画よりも規模の面で有利だからだ。

Facebookはこの点に関してコメントを差し控えている。

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最終更新:6/13(火) 12:10
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