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「失態で代償支払う」「致命的な混乱」 英メディアがイラク戦で同点弾献上の吉田を酷評

6/14(水) 1:42配信

Football ZONE web

後半27分に川島と衝撃的な連係ミス

 ハリルジャパン守備の要が犯した痛恨の連係ミスは海を越えて、イングランドメディアでも酷評されている。日本代表は13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦後半27分にDF吉田麻也(サウサンプトン)とGK川島永嗣(メス)がショッキングなミスで同点弾を献上した。英サッカー誌「フォー・フォー・トゥー」でも「ヨシダの失態でグループBの首位は代償を支払った」と特集し、糾弾している。

【動画】吉田&川島の痛恨ミスで失点…「日本 vs イラク」ハイライト

 前半8分、本田圭佑(ミラン)の右CKからFW大迫勇也(ケルン)のヘディングシュートで先制したものの、日本は37度を超える灼熱やピッチコンディションなどに苦しみ、イラクに主導権を握られた。すると後半27分に悪夢の瞬間が訪れる。

 イラクのMFアブドゥルザフラがペナルティーエリア内へとドリブルで持ち込むと、DF昌子源(鹿島アントラーズ)が倒れこみながら対応したが、ボールは前にこぼれる。ここで体を入れた吉田は安全策のクリアを選択しなかった。両手を広げながら相手をブロック。川島のキャッチを促そうとしたが、一瞬の隙が生まれた。

 FWアブドゥルラヒームの背後からのプレッシャーを受けると、川島と吉田がまさかの正面衝突の失態となった。このこぼれ球に反応したMFカミルに左足で強烈なシュートを叩き込まれてしまった。DF長友佑都(インテル)は必死にクリアしようとしたが力及ばず、衝撃的なボーンヘッドにピッチを叩きながらも絶叫した。

「とんでもないミス」とまるで戦犯扱い

 この衝撃的な凡ミスをイングランドメディアは見逃さなかった。記事では「マヤ・ヨシダの関与したディフェンス面での致命的な混乱により、日本は火曜日に行われたイラクとのW杯予選で1-1のドローとなった」と一刀両断。そして失点シーンについて厳しく描写している。

「カミルは(日本の)とんでもない守備的なプレーに付け込み、イラクにとっては8試合で5つ目の勝ち点を陥れた。日本は相手を仕留めるという野心の欠如で最終的に代償を支払う羽目になった」と、吉田のプレーと追加点を狙いにいかなかったハリルジャパンの消極的な戦術を断罪している。

「ヨシダがエイジ・カワシマに向かうボールで盾となろうとしたものの、アブドゥルラヒームのチャレンジによってカワシマがボールをこぼしてしまった。カミルはゴールネットにシュートを叩き込むチャンスに恵まれた」

 連係ミスで相手に同点弾を許す結末になった吉田と川島は、まるで戦犯のように扱われている。

 2人は最近の代表戦でミスが減少し、守備に安定感を与えていた。吉田も今季後半戦はサウサンプトンでレギュラーの座を掴み、地元で評価を高めていたが、W杯最終予選大一番のここぞという場面でやらかしてしまう悪癖を露呈してしまった。

 次戦オーストラリア戦で勝利すれば6大会連続のW杯出場権獲得となる日本だが、吉田はまたしても凡ミスで英メディアから厳しい視線を注がれてしまった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/14(水) 12:04
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