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酒井宏を襲ったイラク戦“悪夢”の失点劇 「ボールが切れたらしゃがもうと…」

6/14(水) 15:30配信

Football ZONE web

右膝負傷で満足に動けない間に、同点ゴールを奪われる

 日本代表DF酒井宏樹にとっては、“悪夢の時間帯”になってしまった。13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦に右サイドバックでスタメン出場したが、試合中に右膝を負傷。十分に動けず、「ボールが切れたら、しゃがもうと思っていた」と、交代を要求しようとしていた最中に失点し、まさかのドロー決着(1-1)に甘んじた。

【動画】吉田&川島の衝撃ミスで失点…「日本 vs イラク」ハイライト

 前半8分にFW大迫勇也のゴールで先制した日本は、守備に軸足を置きながら機を見て攻撃に出るゲームプランを採った。狙い通りの展開で試合が進んでいた矢先、酒井にアクシデントが起こった。右ひざを痛め、足を引きずるような状態になったのだ。そのなかで迎えた後半28分、最終ラインとGKの連係ミスから被弾。酒井も懸命にカバーに戻ろうとしたが、間に合わなかった。まさにエアポケットを突かれた失点だった。

「3分間くらい、ずっとボールが切れなくて。ボールが切れたら、もうしゃがもうと思っていたんですけど、それが失点シーンだったので」

 GK川島永嗣とDF吉田麻也の連係ミスはあったにせよ、最終ラインの選手が満足に動けない状態の間に攻め込まれたことが失点の遠因になった。フランスの名門マルセイユでシーズンを通してレギュラーの座を守り、フィールドプレーヤー最長の出場時間を記録するなどフル稼働した疲労を抱えながら奮闘したが、その結果は残酷なものとなった。

無念さを押し殺し、次戦でのリベンジに燃える

「すごくすごく悔しいですけど、終わってしまったものは仕方がない」

  酒井は、厳しい現実を受け止めながら、次戦に向けて懸命に気持ちを切り替える。

「ああいう失点が起きる時もあるし、どれだけ集中してもやっぱり起きることは起きる。失点の形はもちろん悪かったけど、ここでチームが下がるようだと、ワールドカップは何が起こるか分からないところなので、そこで我慢できる力もつかない。ここはもうチーム一つとなって、上がっていくしかない」

  無念さを押し殺すように言葉をつないだ酒井。この悔しさは「次に勝てばシンプルに(W杯出場)決定」という次戦のオーストラリア戦(ホーム)で晴らすしかない。ハリルジャパン不動の右サイドバックは、リベンジの気持ちを心に宿し、束の間の休息に入る。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:6/14(水) 15:30
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