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【釜本邦茂】なぜ最初から今野を使わず、久保は左だったのか? いじり過ぎのハリル采配で良さが消えた

6/14(水) 6:00配信

SOCCER DIGEST Web

経験の浅いダブルボランチの顔ぶれはベストな組み合わせだったのか。

 ワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦で、日本は“なんとか”1-1で引き分けることができた。最後の最後で本田に決定機があったけど、同点に追いつかれた後は、本当にゴールが遠くて、まずは負けなくて良かったと言える内容だったよ。
 
 日本は先に1点を取ったはずなのに、先制した後はいくつかのチャンスをフイにすると、1点リードしていることをまるで忘れてしまったかのようなサッカーに終始してしまった過酷な暑さや高地でのゲームという厳しい条件があったにせよ、日本は守りに入るようなプレーが多かった。とりわけ攻撃面では中盤から前線になかなか効果的なボールが入らなくて、イライラするような展開が続いていた。
 
 こういうサッカーになってしまった最大の原因は、やはり監督の選手起用にあったんじゃないかと思っている。シリア戦で不運にも香川が負傷離脱してしまったけれど、その穴を補うためにすごくチーム編成をいじってしまったよね。スタメンの顔ぶれといい、システムまでも3月に2連勝した時のアンカーを置いた4-3-3からダブルボランチの4-2-3-1へと変えてしまった。
 
 イラク戦ではA代表2試合目の井手口をボランチとして先発に抜擢し、そのパートナーには久々にボランチで出場する遠藤が起用された。果たして、この組み合わせはベストな選択だったのか? 正直、疑問に思わざるを得ないよ。結果次第ではオーストラリア戦で断然優位に立てる大事なゲームなのに、中盤の最も軸になるべきところを経験の浅いふたりに任せて良かったのか。結局、井手口にアクシデントがあったとはいえ、61分からは今野を起用している。なんで最初から経験豊富な選手を使わなかったのか理解に苦しむよ。
 
 遠藤も井手口も要所では身体を張って、体格のいいイラクの選手相手にも健闘していたようには見える。でも、ボールを奪ってから素早く前線につなぐという点ではもたつく場面が目についたし、それによってイラクにひと息つく余裕を与えてしまった。前半の途中からは、相手のリズムでサッカーをやっていた気がするね。
 

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最終更新:6/14(水) 17:22
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