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【日本代表】高難度ヘッドを決めた大迫勇也が挙げた、W杯出場への3つの課題とは?

6/14(水) 11:30配信

SOCCER DIGEST Web

「ボール回しが、後ろ、後ろになってしまった」

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-1 イラク/6月13日/PASスタジアム
 
 日本のCF大迫勇也が開始8分、本田圭佑のCKにヘッドで合わせた先制ゴールを奪取。日本代表通算6ゴール目が、ワールドカップに近づく一撃となった。
 
「触るだけのボールを入れてくれた。良いボールが来たので、ニアで触れば入るかなと思った。イメージどおり決まりました」
 
 下がりながら合わせる難易度の高いヘディングシュートだったが、そのように大迫は決めて当たり前のように振り返った。その一方で、6日前のシリアとの親善試合に続いて、この日も、彼の口からこぼれたのはいくつもの課題だった。
 
「(チーム全体が)ちょっと後ろに重心がかかりすぎてしまった」
「ボール回しが、後ろ、後ろになってしまった。チーム全体で1-0で勝とうという時に失点してしまった」
 
 試合開始早々に先制できたことや猛暑や不慣れなメンバーとの連携不足の影響もあり、守備をベースにする受け身の戦いが続いてしまった。そのため、推進力を欠いたことを反省点に挙げた。

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 そのうえで、「1点取ったあと、さらにプレッシャーをかけたかった。暑さもあったが、それは相手も一緒。もう少し我慢して、前にとどまるべきだった。僕が孤立してしまった気はするが……」。全体のラインが下がってしまったことを反省点に挙げた。
 
 大迫は攻撃パターンについても次のように指摘した。
 
「(本田)圭佑さんのサイドでチャンスを作れましたけど、それ以外、なかなかできなかった。もっとバリエーションを増やしたいし、選手間で意思疎通を図りたい」
 
 ▽チームの重心が下がりすぎてしまったこと▽大迫自身がもっと高い位置でプレーすべきだったこと▽攻撃パターンが限られたこと――大迫はこの3点を改善点に挙げていた。
 
 当面の目標であるワールドカップ出場は、あと2試合、勝点3以上でOKという状況。残すはオーストラリア、サウジアラビアという強豪との対戦だが、上記のテーマを改善できれば十分達成可能だ。
 
「追い込まれた立場にあるが、これをむしろチャンスと捉えたい。次、勝てば決められる。チームとして、いい方向に向かって行けるはず」
 
 ホームで決着をつける――。日本のエース大迫は淡々とだが、力強く決意を示した。

最終更新:6/15(木) 0:31
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