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おとなの「服と肌、脱ぎ方の法則」 [おとなスタイル]

6/15(木) 10:00配信

講談社 JOSEISHI.NET

これからの季節、今という時代、そして自分らしさ。
それを上手くブレンドして、軽やかに、それでいてラグジュアリーに。おとなの美しさの最上級を目指して、服と肌を脱ぎたい。そこで、スペシャリストに聞いてみた。
「私たち、どうしたら、軽やかに脱げますか?」

トップスやストールは顔映りのいい薄い色を選ぶ(スタイリスト 池田さん)

「軽やかに春を取り入れるにはまず、トップスや首に巻くストールを顔映りのいい薄い色に変えてみるのがおすすめ。ただ、真っ白だと、おとなはカジュアルになりすぎる場合があるので、エクリュやサンドベージュ、淡いピンクやブルー、グリーンなどニュアンスがあるものを選んで」(池田さん)

「新しいアイテムに挑戦するなら、ボトムや小物など、顔から遠い部分から。顔まわりは、自分とワントーンになるように、落ち着くものを置くのがいいと思います」(池田さん)

素材の質感重視で選ぶ(スタイリスト 池田さん)

「白、黒、ベージュ……ベーシックな色ほど、素材の質で印象が大きく変わるもの。たとえば、同じ黒でも、コットンやウールの黒は白茶けて見える場合があるので、若い肌には似合っても、おとなは余計にぱさついた肌に見せる危険性があると思うんです。一方で、光をまっすぐに反射する化繊などの素材も、肌の質感になじみにくい」(池田さん)

「だからおとなは、カシミアやシルクなど、素材自体に深みやコク、静かな艶があるものを選ぶほうが、断然綺麗。肌映りに気を配って丁寧に選ぶと、より美しく見えると思います」(池田さん)

自分の演出を楽しむメイクを(ヘア&メイクアップ アーティスト 佐々木さん)

「洋服を着替えるように、メイクも新しい色に着替えてほしい。おとなの女性にも、メイクでもっと、自分の演出を楽しんでほしいと思います。
たとえば、口紅。普段はベージュでも、食事に行ったり人に会ったりするときに今年らしいピンクに挑戦してみると、意外な表情が見える。今年は桃色や桜色、コーラルやフューシャなど豊富なバリエーションが揃うので、似合うものがきっと見つかると思います」(佐々木さん)

「おとなになると、自分の肌を隠したい、ごまかしたいと思ってしまいますよね? でも、全部を抑え込むと、かえって老けたりくすんで見えたりする場合が。見せるところは見せる、そのほうがむしろいいと思うんです。下がったまつ毛を気にしがちだけれど、あえてそのまま流すとニュアンスが生まれて、じつはとても美しい。それで目力が足りないと思ったら、肌に艶を足したり、頬や唇に血色を足したりして、生き生き感を演出する、みたいに。“見せるところ”をつくると、ネガティブなところに目が行きづらいという効果もあるんです」(佐々木さん)

『おとなスタイル』Vol.7 2017春号より