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更年期女性の大問題!「汗かき」に対処する漢方薬とは?

6/15(木) 9:52配信

OurAge

40~50代の女性にとって「汗」の悩みは大問題。人には言いにくいが気になることのひとつだ。特に更年期に多い、急に汗が出てくる「ホットフラッシュ」。「こんなときに汗をかきたくない」とあせるとまた出てくるという悪循環に悩ませられる。

「これは『緊張性の発汗』で、緊張感が高まることにより、交感神経のはたらきが優位になって、暑くなくても自然に汗が出てくるというもの。また、ホルモンバランスの乱れにより交感神経の働きも乱れ、汗が出て止まらない症状です」と漢方薬剤師の樫出恒代さん。

「もうひとつは、寝汗。朝起きたときに首のあたりがびっしょり、あるいは夜中にパジャマを着替えるほどという、こんな汗は『気力・体力低下気味の発汗』です」

「汗は無理してもかいたほうがよい」と、思われがちだ。そのほうが代謝のよい身体だと。しかし、漢方の考え方では「汗は、ほどよくかくことが大事」なのだという。

「汗」は心血(しんけつ)、「心の血液」「心の液」。五臓〈肝・心・脾・肺・腎〉の心(心臓・小腸・舌と関連)の液であり、「汗をかくと、身体の中の水とともに“気”も漏れだす」といわれ、「汗をかきすぎると気力の低下につながる」のだという。

「○ベタベタする汗 ○においのする汗 ○暑くもないのに出る汗 ○少ししか動いてないのにでる汗 ○いったん出たら、なかなか止まらない汗、こういった汗は、緊張感・疲労、食生活・睡眠などの乱れの身体からのサインかもしれません」と樫出さん。
しかし、まったく汗をかけないのも問題で、からだをしっかり温めることが大切だという。

「汗」問題におすすめの漢方薬を、樫出さんにうかがった。

□緊張性の発汗
●加味逍遙散(かみしょうようさん)
更年期のホットフラッシュ、急な汗にも。疲れやすく、精神的な不安がある方、冷え症、月経不順、イライラ、不眠にも。

●柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
頭、顔からの汗、寝汗、更年期障害、虚弱体質、疲れやすい、動悸、不眠にも。

□氣力・体力低下気味の発汗
●補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
寝汗が氣になる、疲れやすい、お腹がすかない、汗が出て止まりにくいなどに。

●黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
寝汗、あせも、疲れやすい、元氣がでない、下痢しやすい、などに。

●防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
ベタベタした汗をかきやすい、汗が止まりにくい、関節に水が溜まりやすく痛みもある、むくみやすい、疲れ、水太り傾向の方に。

おすすめの漢方茶もある。
●はっかKaon茶
和薄荷(わはっか)は、成分であるメントールが、清涼感や解熱作用があり、気の流れをすっきりさせ、汗の出を抑える、頭痛やめまい、消化不良などにも用いられる。Kaon茶とのブレンドは、身体を温め、上にあがった熱は発散させ、汗を抑え、バランスを整える。

※Kaon茶はAmazonなどオンラインショップでの購入も可能、取り扱い店は「Kaon茶」で検索を。
※:漢方薬については漢方専門の医師や漢方薬剤師にご相談の上お飲みください。

最終更新:6/15(木) 9:52
OurAge