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EC強化の新フォーマットで、CTRが87%向上した情報サイト:「ポップシュガー」の飽くなき挑戦

6/15(木) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

パブリッシャー各社がこぞってコマースに向かうなか、ポップシュガー(PopSugar)はすでに本格的な取り組みを進めている。

ファッション中心のパブリッシャーであるポップシュガーは先日、新しい記事フォーマット「ポップシュガーショップ(PopSugar Shop)」を展開した。ポップシュガーショップフォーマットの投稿(たとえば2017年の最重要デザイナーシューズという記事)に行くと、ブラウザウィンドウの左下隅に円形の窓がポップアップし、「似たアイテム」や「同じブランドの製品」の詳細、新製品の検索などに誘導する。ここから1800万点もの製品にアクセスできるという。ポップシュガーの創業者でCEOのブライアン・シュガー氏は、この新しい投稿を「コンテンツとコマースの完全な新発想」だとした。

同社のコンテンツクリエーター100名全員がこのコマース投稿のためのツールにアクセスできる。さらに、この新フォーマットを使った投稿のために4名の専任チームも編成している。

きちんと使えるEC機能

ポップシュガーによると、新フォーマットがはじまったことによって、テストが行われた最初の週、小売業者サイトへのクリック数は、それまでのコマース中心の記事と比べて87%増加した(ポップシュガーはコンバージョンについてコメントしなかった)。ポップシュガーで製品マーケティングとセールス戦略のSVPを務めるクリス・ジョージ氏は、何がもっとも効果的かを同社が把握することで、この数字は投稿数とともに上昇すると見ている。新フォーマットの狙いは、記事の閲覧とショッピングという、小売業者とパブリッシャーがもっと近づけようと苦労してきたふたつの活動のギャップの橋渡しにある。

ポップシュガーショップによる記事は現在、美容、ファッション、ホームの分野を中心に、1日の公開コンテンツの約5%を占めている。ジョージ氏は、何がうまくいくかを把握していくなかで、新フォーマットのシェアが増大し、また、旅行やセレブといったポップシュガーのほかの記事カテゴリーにも拡大していくと語った。ほかに、コマース記事の2万件のアーカイブが新フォーマットに変換されており、これもジョージ氏率いるチームによる、さらなる最適化を促進していく。

「探しているものを見つけられるコマース機能が必要だ」と、ジョージ氏は述べる。記事コンテンツがその後の購買を刺激することは少なくないが、セッション中に見つかった商品は多くの場合、乱雑に開かれたブラウザのタブに取り残されてしまい、2度と訪問されることはないという。「実らない体験がたくさんある」と同氏。そうしたショッピング体験を自身の資産上で作り直すことができれば、小売業者へのクリック数を、ひいてはコンバージョンをさらに増大させられるとポップシュガーは見ているのだ。

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